赤ちゃんの体重が増えない？原因や体重の増え方を解説

出産後、赤ちゃんの体重が増えていないと不安になりますよね。
母乳やミルクがきちんと飲めているのか、ちゃんと大きくなっているのか、
母子手帳の成長曲線を見てにらめっこ、なんてことも。

今回はそんな赤ちゃんの体重について、
体重が増えない原因や新生児からの赤ちゃんの体重の増え方について解説します！

赤ちゃんは成長の中で体重が増える必要がある

赤ちゃんの体重が増えることは、
これからの歩いたりする筋力や骨格、脳の発達に大事なことです。
また、成長するにあたり、転んだりしたときに衝撃を吸収するためにも、
脂肪を付ける必要もあります。

大人にとって体重が増えることを嫌がる方は多いかもしれませんが、
生まれてからの赤ちゃんの体重が増えることは、
役割や意味が違ってくるため、とても大切なことといえるでしょう。
そのため赤ちゃんの体重を把握することは重要です！

赤ちゃんが生まれてからの体重と、
少し経ってから病院などではかった体重を比べると減っている時があり、
ちゃんと授乳できているのか心配になりますよね。

これは「生理的体重減少」と呼ばれており、
新生児期の赤ちゃんの体重が減ってしまう現象のことをいいます。
生まれたばかりでも、赤ちゃんは体重が少しずつ増えていく、と思うため、
多くのママは赤ちゃんの体重が減っていて焦りますよね！
（そんな私も、赤ちゃんの体重が出生時から減っててびっくりしました笑）

生まれたばかりの赤ちゃんは、母乳やミルクをたくさん飲みますが、
一方で、おしっこや胎便、汗などの体の外に出ていくものがたくさんあります。
そのため、一時的に体重が減る現象が起きることがあります。

生理的体重減少は、出産直後から起こる生理現象のため、
何も心配することはないので安心してくださいね。
多くは１～２週間すれば元の体重に戻ることがほとんどです。

１歳までの赤ちゃんの体重の増え方をリストにしてみました。

生理的体重減少が起こるため、赤ちゃんの体重が増え始めるのは、
生後２週間あたりからと言われています。
１ヶ月頃には出生時からプラス１ｋｇほど、
３ヶ月頃には出生時の３倍が平均的な増え方のスピードです。

母子手帳などにある成長曲線を見て、心配になったりしますが、
まずは平均値を確認して、赤ちゃんの体重の増え方に注意しましょう。
もし、比べたときに体重があまり増えていない、と感じたときは、
赤ちゃんへの授乳や生活を見直してみましょう。

新生児期に赤ちゃんの体重が減る、生理的体重減少などをご紹介しましたが、
では新生児期が終わった後の体重減少の原因は何でしょうか。

月齢別にその原因を解説します！

生後１～４ヶ月の体重が増えない主な原因として、
授乳の際の母乳やミルクが足りていない可能性が一番にあげられます。

生まれてから赤ちゃんがうまく咥えられず母乳が飲めなかったり、
母乳の方は出が悪かったりすることもあります。
そんな母乳やミルクが足りているかの目安になるのは、
ずばり、赤ちゃんのおしっこの回数です！

おしっこの回数が一日５～６回以内の場合、
母乳やミルクが足りていない可能性があります。
母乳の基本的な授乳間隔は３時間と言われていますので、
まずは間隔を見直すなどしてみましょう。

母乳育児は、様々な理由があるとは思いますが、
うまくいかないときもあるかもしれません。
そんなときは粉ミルクを使うなど、混合育児やミルク育児も考えてみてくださいね。

この時期の赤ちゃんは離乳食が始まる時期です。
きちんと離乳食を食べていればいいですが、食べないことも多くあるでしょう。
そのため、食べてくれるかどうかで体重の増加が変わってきます。

もし離乳食の栄養が足りないことで体重が増えないのであれば、
フォローアップミルクなどで栄養を補うようにすると良いでしょう。

赤ちゃんは、寝がえりなどで運動量も増えてくるので、
きちんと食べているかどうかは赤ちゃんのおしっこやうんちで判断しましょう。

赤ちゃんが小さいときは、もちろん成長に個人差があります。
体重が１～２日ほど変わらないのであれば、
まずは赤ちゃんの様子をしっかり見てあげてください。
特に赤ちゃんの機嫌や授乳も問題ないのであれば大丈夫でしょう。

赤ちゃんの体重が思っていたよりも増えないと、心配になったりしますよね。
でもあまり神経質にならずに、成長を見守ってあげてください！
どうしても不安な時は、子育て支援センターや育児相談するのも良いですよ♪

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