とっても可愛い赤ちゃんの離乳食が進んでくると、
もっと喜んでほしくて、おやつをあげたくなってきますよね。
現に、私の実母や旦那は、おやつをあげたくて仕方ないようで、
「いつからあげていいの?」とよく聞いてきます。
しかし、一度おやつをあげてしまうと、おやつばかり食べてしまうのではと心配したり、
どんなおやつをどのくらいあげたらいいのか、というのも迷ってしまいます。
そこで今回は、「赤ちゃんのお菓子」について、
いつからあげることができるのかや、あげるときの注意点、
おすすめのお菓子や、簡単に手作りできるものもご紹介します♪
そもそも赤ちゃんにお菓子は必要?
赤ちゃん用品店やスーパーのベビーフードコーナーを見ると、
離乳食と一緒に、様々な赤ちゃんのお菓子やおやつが売っています。
商品には生後いつから食べることができるのかが表記されています。
生後6ヶ月頃から食べられるものもありますが、
「食べれるのかな?」「早くからお菓子をあげていいのかな?」と、
心配に思うことがあるかもしれません。
赤ちゃんのお菓子は、決して必ず与えなければいけないものではありません。
あくまでも離乳食を中心に考えながら、
適した時期に、適度な量のお菓子を与えるようにしましょう。
お菓子の大切な要素
赤ちゃんのお菓子には大きく分けて、2つの大切な要素があります。
- エネルギーの補給
-
赤ちゃんの離乳食が進むと、1日に食べる回数も3回食に少しずつ近づいてきます。
しかし、赤ちゃんは消化器官が未発達のため、一度の食事で食べられる量が少なかったり、
食べるのにムラがあるため、とりきれない栄養があることがあります。また、寝返りからハイハイなど活発に動くようになるので、
たくさんのエネルギーが必要になります。
そういった、食事ではとりきれなかった栄養やエネルギーを補うために、
おやつはとても重要になります。 - 食べる楽しみを覚える
-
食育ということばがあるように、食べるということは栄養をとることはもちろんのことですが、
「食べることは楽しい」ということを、赤ちゃんが知ることが大切です。
そのために、お菓子はとても大切な役割をします。離乳食が3回食になる生後9~11ヶ月頃の赤ちゃんは、
手づかみで食べることを覚える時期でもあります。
手に持って自分で食べる、ということで食べることの楽しみを感じるので、
お菓子を食べることで、成長を促すことができます。
いつからあげていいの?
赤ちゃんにお菓子を与え始める時期は、早くても生後6ヶ月頃で、
一般的には離乳食が2回食になる、生後7~8ヶ月頃が目安のようです。
生後9ヶ月頃になると、離乳食を手づかみで食べることを覚えるので、
お菓子を食べることで、手を使うことの練習にもなります。
もちろん、離乳食の進み方には個人差があります。
離乳食があまり進んでいない段階でお菓子をあげてしまうと、
食事とお菓子の区別がつかなくなり、その後のステップに影響がでてしまいます。
タイミングとしては、まずは離乳食が2回食になった段階で、
お菓子を与えてみてくださいね♪
食べさせる量はどれくらい?
赤ちゃんに与えるお菓子の量は、月齢や離乳食の進み具合にもよりますが、
離乳食初期のころは、おせんべいやクッキーであれば、
1日2~4枚ほどが目安です。
外出した先でぐずってしまうと、ついついお菓子をたくさんあげてしまうこともありますが、
与えられた量が当たり前だと赤ちゃんが学ばないように、
くれぐれもあげすぎには注意しましょう。
特に、生後6~8ヶ月頃は、食べれる食材を増やし、
離乳食の量やメニューを増やしていくことが大切なので、
お菓子は食事に影響がない程度に与えるようにしましょう。
赤ちゃんにおすすめのお菓子ってどんなもの?
市販の赤ちゃん用のお菓子はとってもお手軽ですが、
ママがおうちで手作りをすれば、材料を自ら選ぶことができるので、
アレルギーの食材を除いたり、着色料・添加物などに気をつけることができます。
保存料や添加物の入っていない手作りお菓子は、体にもよく健康的です!
他にも、使用する油や砂糖も体にいいものに変えることで、
赤ちゃんやこどもにも、安心して食べさせることができますよ♪
お菓子を与えるときの注意点
- 1日1回、時間を決めて与える
-
お菓子は1日1回、食事に影響がない時間に与えるようにします。
毎日の離乳食の時間帯が同じのように、お菓子も時間を決めて与えることで、
1日の生活リズムを作ることができます。ぐずったときにも与えすぎてしまいますが、
その都度与えてしまうと、お腹がいっぱいになって離乳食が食べれなくなってしまうので、
基本的には栄養は離乳食から取るようにし、与えすぎに気をつけるようにしましょう。 - 大人のお菓子を与えない
-
大人が食べているようなスナック菓子やチョコレート、
クッキーなどのお菓子を赤ちゃんが食べると、
塩分や糖分・カロリーなどの取り過ぎになってしまい、
肥満や虫歯などにつながる可能性があります。また、チョコレートなどはアレルギーを起こすこともあり、
添加物や保存料なども含まれているため、赤ちゃんのからだに負担をかけてしまいます。
自分が食べているお菓子を、食べたそうにしているとあげたくなりますが、
大人のお菓子は与えないようにしましょう。 - アレルギーやはちみつに注意
-
市販のお菓子をあげるときは、成分表示を確認するようにしましょう。
卵アレルギーや乳アレルギーなど、すでにアレルギーがあるとわかっているときは、
成分表示をみて、入っている場合は食べさせないようにしましょう。また、1歳未満の赤ちゃんには、はちみつを使ったお菓子を食べさせないようにしましょう。
はちみつは食べ過ぎると、はちみつに含まれる「ボツリヌス菌」が、
「乳児ボツリヌス症」という、病気を引き起こすリスクがあります。
初めてのお菓子におすすめ商品!
亀田製菓 ハイハイン
ハイハインは、離乳食が始まったばかりの赤ちゃんにおすすめです!
カルシウムなどの栄養が補え、アレルギーの特定原材料も27品目不使用でとても安心です。
国産米100%使用している体に優しいおやつで、
食べて口に含むと、優しく溶けていくのでくちどけがよく、お菓子デビューにぴったりです♪
和光堂 たまごボーロ
7ヶ月頃から食べられる卵ボーロは、
赤ちゃんの発育に大切な鉄・カルシウムがたっぷり!
卵黄を使って柔らかく焼き上げているので、口どけも優しくやわらかです。
包装が便利な小分けになっているので、1回の量も決めやすく、
楽しみながらつまみやすい形状なので、つかみ食べの練習にも◎
シリーズで、ビスケットやクッキーがあるので、成長に合わせて選ぶことができますよ♪
簡単な赤ちゃんのお菓子レシピ♪
手作りたまごボーロ
卵ボーロは、実はおうちで簡単に作ることができます!
材料は3つだけなので、とっても簡単♪
ご紹介するレシピは、卵・牛乳・小麦粉を使用しないレシピなので、
アレルギーが出やすい食材の入っていない卵ボーロができるので、
離乳食期の赤ちゃんでも、安心して食べさせられますよ♪
レシピではさつまいもを使用していますが、バナナに変えてみたり、
水を牛乳や豆乳に変えてみたり、少しきなこを加えてみたりなど、
アレンジして作るのもおすすめです!
- さつまいも 小1個(60g)
- 片栗粉 10g
- 水 10ml
作り方
- さつまいもを洗って水分がついたままトースターに入れる。
10分焼いたら90度倒して、再度10分加熱する。 - 焼いたさつまいもの皮をむき、マッシャーやフォークで潰す。
- ②に片栗粉を入れて混ぜたら、お水を少しずつ入れて、
粉っぽさがなくなるまで混ぜ合わせる。 - オーブンを180℃に予熱する。
- 混ぜ合わせたものを、小さめのひと口大に丸めて、
クッキングシートを敷いた天板の上に並べる。 - 予熱が終わった180℃のオーブンで、15分焼いたら完成!
さつまいもは電子レンジで加熱しても、蒸しても茹でてもOKです!
天板に並べる際は、隣同士がくっつかないようにしましょう。
はじめての方は簡単なので、バナナをおすすめします♪
蒸しパン
つかみを食べをするようになった、10~11ヶ月頃からの赤ちゃんに!
砂糖不使用で、きな粉味でほんのりあまくておいしいですよ♪
タンパク質もとることができ、栄養満点のお菓子です。
また、あまった粉ミルクも使うことができるので、消費にも助かります!
- カップは何号型でもOK
- 小麦粉 70g
- きな粉 10g
- ベーキングパウダー 3g
- 牛乳(粉ミルク・豆乳・水でもOK) 100㏄
作り方
- 小麦粉、きな粉、ベーキングパウダーを混ぜる。
- ①と牛乳(粉ミルクなどは100ccのお湯に溶かす)をよく混ぜる。
- フライパンに1/3ほど熱湯を入れ、型を並べ②を流し入れる。
(シリコン型があると便利ですよ♪) - 蒸し器で10分蒸して、完成!
お菓子は成長に合わせてあげるようにしよう
赤ちゃんのお菓子についてご紹介しましたが、
必ずしも、与えなければいけないというものではありません。
いつからお菓子を与えるかは、離乳食の進み具合や成長を見ながら決めるようにしましょう。
始めはひーたんにおせんべいを与えたときに、「なにこれ?」という顔をしながら、
しぶしぶ食べている、という感じでしたが、
今ではお菓子を持ってくると、ニコニコして自分でもってかじるようになりました!
市販のお菓子はお手軽ですが、手作りのものを気分転換に作ったりして、
赤ちゃんもママも、一緒におやつタイムを楽しんでくださいね♪
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