私が出産して驚いたことのひとつに、赤ちゃんの爪があります。
毛もまだ生えていない、つるつるの妖精さんのような赤ちゃんなのに、
思った以上に爪が伸びていることに驚きました。
入院している中で爪が切れず、伸びた爪で顔をひっかいて血が出ていることもあり、
退院してから切るぞ!と思ったものの、とっても小さすぎて、
「どうやって切ったらいいんだろう?」、
「もし身を切ってしまったらどうしよう…」と不安になって、
ついつい後回しになりがちでした。
今回は悩む方も多い「新生児の爪切り」について、
赤ちゃんの爪の切り方のコツや、おすすめのグッズなどもご紹介します♪
新生児でも爪を切る必要があるの?いつから切れる?
赤ちゃんの爪については、「生まれて何日したら切る」という決まりはありません。
大人と同じで、爪の先の部分が指の先からでていたら、爪が伸びているサイン。
爪の白い部分を切ってあげましょう。
私は出産して、赤ちゃんの爪を見たときに驚きましたが、
実は赤ちゃんの爪は、ママのお腹の中にいる間にも成長しています。
そのため、少し爪が伸びた状態で生まれてくる赤ちゃんもいるようです。
(こういったことは育児書には書いていないことが多く、生んでから驚きました!)
念のために入院グッズに新生児用の爪切りを入れておいたり、
入院中は助産師さんに相談したりしましょう。
どうしても切れない時は、赤ちゃんのミトンなどもあると◎
退院してからゆっくりきりましょう。
赤ちゃんの爪を切るときは、絶対に大人用の爪切を使うのはやめましょう!
新生児や赤ちゃん用のハサミ状の爪切りを使います。
刃先が丸く、刃も大きく開かないように作られているので、
急に赤ちゃんが動いても、傷つけることがなく安心ですよ。
爪切りをするときの注意点
新生児や赤ちゃんの爪切りをするときは、注意点が2つあります。
- 暴れたときは中断する
- あまり動かないタイミングに切る
どちらの注意点にも共通していることは、
赤ちゃんが落ち着いている状態のときに切る、ということです。
爪を切っているときに赤ちゃんが暴れてしまうと、
深爪してしまったり、身を切ってしまう可能性もあります。
赤ちゃんにお気に入りのおもちゃを持たせたり、
パパかママのどちらかが声をかけたりして、
赤ちゃんの気を引いているうちに、すばやく切るようにしましょう。
また、お風呂あがりは爪が柔らかくなって切りやすいと言われますが、
赤ちゃんの爪はもともとが柔らかいので、
切っている感覚がわからずに、深爪になってしまうこともあります。
切りすぎないように注意しましょう。
もし血が出てしまったら…
爪切りをしているときに、誤って赤ちゃんの身を切ってしまい出血してしまった…。
そんなときは、ティッシュやガーゼでしっかり止血しながら、様子をみます。
新生児や赤ちゃんの血は、少しかたまりにくいことを知っておきましょう。
出血したとき、大人と同じように消毒液を使いがちですが、
赤ちゃんの肌はデリケートなので、消毒液は使わないようにしてください。
また、絆創膏を貼りたくなりますが、誤飲の可能性もあるため、
できるだけ貼らないようにしましょう。
もししばらく押さえていても血が止まらないときは、
かかりつけのお医者さんに相談してください。
赤ちゃんの爪を切ってみよう!
赤ちゃんや新生児は、新陳代謝が活発なので、
「爪を切ったのにもう伸びてる!?」と驚くかと思われます。
爪を切るタイミングは、指を横から見たときに、
爪の先が、指の先よりも少し伸びていたときです。
しかし、毎日切る必要はないので、切りすぎないようにしましょう。
切るときの手順やコツ
切るときの手順は、あくまでも切る方法のひとつです。
赤ちゃんの爪を切りやすい体制や方法を、ママやパパは見つけてくださいね!
- 赤ちゃんを膝にのせて、赤ちゃんの手を片手で包みこむ。
- 爪を切る指を、ママの指先で掴んで固定する。
- 爪切りハサミで、まず爪の両端を切る。
- 最後に中心部を切る。(4~5回に分けて切ると◎)
爪切りのコツ
- 深爪や巻き爪にならないように、爪の白い部分を少し残す。
- 横一文字に切らずに、ラウンド型になるように切る。
- 赤ちゃんが暴れないタイミングに切る。
- 暴れてしまったときは途中でやめて、別の日に切るなどする。
- おもちゃやテレビなどで、赤ちゃんの気を引きながら切る。
赤ちゃんが眠っているときは切りやすいですが、
急に動くこともあるので、気をつけるようにしましょう。
また、せっかく寝ているときに爪を切っていても、起きてしまこともあり、
再度寝かしつける必要がでてくることで、ママが気疲れしてしまうこともあります。
ママやパパも、無理せずに切れるタイミングに切ってくださいね。
おすすめの爪切りグッズ♪
赤ちゃんや新生児の爪切りに便利なグッズをご紹介します!
赤ちゃんの月齢や、ママやパパが使いやすいものを選びましょう。
ピジョン 新生児つめきりハサミ
新生児用に作られている爪切りハサミで、
刃先は丸くなっており、刃も小さく薄く作られています。
持ち手は抗菌対応の樹脂を使用していたり、刃先にケースがついていたりなど、
衛生面や安全面でも、とても安心できる商品です!
同じシリーズでは、生後3ヶ月からの赤ちゃん向け爪切りハサミもありますが、
私は半年経っても、こちらを愛用しています♪
コンビ ベビーレーベル ネイルケアセット
手元にライトがついているため、赤ちゃんが夜寝ているときでも、
部屋を明るくしなくても、爪を切ることができます!
振動や音も小さく設計されているので、
せっかく寝た赤ちゃんでも、起こすことがなく安心ですよ♪
赤ちゃんが成長しても、スピードが2段階あるので、
ママも使うことができるのは嬉しいポイントです。
エジソン くじらのつめきり
とってもかわいい、くじらのデザインの赤ちゃん用爪切りです。
刃の部分には、よく見えるルーペがついているので、小さな爪でも安心です♪
指を乗せることのできる、指のせサポーターがあるので、
赤ちゃんの指を乗せて、安定して爪を切ることができます。
他にも、赤ちゃんの爪がざらざらになってしまっても、
なめらかに仕上げられるように、小さな爪やすりもついています!
赤ちゃんの爪切りはスキンシップのひとつ
初めて赤ちゃんの爪を切る、となったときに、
上手く切れるかなと不安になったり、勇気がいるものですが、
慣れてしまえばスムーズにできるようになります!
ママやパパのドキドキが赤ちゃんにも伝わって、警戒してしまうこともあるので、
手遊びしたり、優しく話かけたりなど、スキンシップをとりながら、
お互いリラックスして爪切りができると◎
まずは、ママやパパが爪切りしやすい方法を見つけましょう。
後ろから抱っこした状態で切ったり、寝ているときにこっそり切ったりなど、
焦らず、少しずつチャレンジしてみてくださいね♪
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