離乳食がはじまると、外出先で食事する機会も少しずつ出てきます。
はじめて外出先で食事するときはなおさら、
どうやって離乳食を食べさせたらいいのか悩むことがあると思います。
私も先週実家に久しぶりに帰ったのですが、
その際に、ひーたんをうまく座らせるためのちょうど良い椅子もなく、
いつものお家のように、離乳食を食べさせることができずにとても困りました…。
実家だからまだよかったものの、大人と同じ食事をとることのできない赤ちゃんは、
食事を用意する必要があるので、準備が大変です。
今回はこれから初めて外出先で赤ちゃんに離乳食を食べさせるママに向けて、
「外出先での離乳食」について、持ち運び方法や便利なグッズなどをご紹介しながら、
コツや注意点をまとめてみました!
外出先の離乳食はどうしたらいい?
外出先で離乳食を食べさせる方法は、大きく分けて4つの方法があります。
お出かけ先までの距離や赤ちゃんの食欲、
季節などによって、適した方法を選ぶようにしましょう。
- 手作りの離乳食を持っていく
-
ママの手作りであれば、離乳食の進行や赤ちゃんの好みに合わせて、
メニューを持っていくことができます!
特に、アレルギーがある赤ちゃんは、食べ慣れている食材を使うことができ、
外出先の離乳食でも安心です。離乳食を作ったら、しっかりと荒熱をとってから容器に詰めて、
密封して持っていくようにしましょう。
10倍がゆやスープ状のものは、液漏れする可能性もあるので、
気をつけるようにしてくださいね。手作りはいろいろと工夫できますが、
真夏や梅雨の時期は、食品が特に傷みやすいので、
調理方法や保存方法を工夫するようにしましょう。
その中でも、長時間の移動が必要になる場合は、
避けた方がよいかもしれません。 - 市販のベビーフードを持っていく
-
市販のベビーフードは、レトルトや瓶に入ったものが多いので、
外出先で開けたら、そのまますぐに食べられてとても便利です!
保存がきちんとされているので、長時間の持ち歩きや、
夏や梅雨の時期でも痛む心配がなく、食中毒なども安心です。ベビーフードには、赤ちゃんの月齢表示がされているので、
赤ちゃんが食べ慣れている食材を使ったものを選ぶようにしましょう。 - 外出前や後におうちで食べさせる
-
外出先で離乳食を食べさせるのが難しい時は、
家を出る時や、帰ってきてから食べさせてもOK。しかし、いつも離乳食を食べている時間から極端にずれてしまうと、
生活リズムが崩れる可能性があるので注意が必要です。 - 離乳食は食べさせないで、授乳のみにする
-
離乳食がはじまると、完全に授乳がなくなるわけではありません。
離乳食を持ち運ぶのが大変だったり、外出先で食べさせるのが難しい時は、
無理に離乳食を食べさせずに、母乳やミルクを多めに飲ませて、
それを1回とカウントしても大丈夫ですよ。
手作りの離乳食を持ち運びする方法
手作りの離乳食は、赤ちゃんが食べ慣れている食材を使うことができるので、
栄養面でもとても安心です。
お出かけ先に離乳食を持ち運びするときは、おうちで食べさせるときほど、
メニューをそろえる必要はありません。
赤ちゃんが飽きないように、主食・おかず1~2品ほど持ち運ぶようにしましょう。
主食がお粥の場合は、おかずと容器を別にするのがポイントです。
手作りの離乳食をお出かけ先に持ち運ぶときに、一番注意することは、
食べ物が痛むことで、食中毒を起こすことです。
特に赤ちゃんは、大人と比べると免疫機能が弱いため、
少量の菌が体にはいっただけでも食中毒を発症しやすいので、注意が必要です。
たとえ気温が低いときでも、作ったものをしっかりと冷ましてから容器に入れて、
さらに、保冷剤も添えておくようにしましょう。
夏場や梅雨の時期は食中毒を起こしやすいので、
そのときだけはベビーフードを使用するのもいいですよ。
外出先で食べさせるときの注意点
外出先での離乳食は、赤ちゃんにとって慣れない場所での食事が多いです。
赤ちゃんが緊張してしまうため、いつもより食欲がなかったり好き嫌いすることもあります。
できるだけ赤ちゃんがリラックスして、ゆっくり食べられる場所や時間を確保するようにしましょう。
また離乳食は生活リズムを作るために、毎日同じ時間に食べるのが理想ですが、
外出先で少し時間がずれてしまっても問題はありません。
しかし、時間にこだわりすぎて、赤ちゃんがお腹をすかせているのに離乳食を与えないのは×
授乳をしたりおやつを与えたりして、空腹を満たしてあげるといいですよ!
他にも、外には赤ちゃんの興味をひくものがたくさんあるので、
食事に集中できないことももちろんあるかと思いますが、無理に食べさせようとはせずに、
あとでお腹が空いたときに与えるのもひとつの方法です。
外出先で離乳食を食べさせるときの持ち物リスト!
外出先で離乳食を食べさせるときは、いくつか必要なアイテムや、
便利なグッズを持っていくと、格段と楽になりますよ!
- 耐熱容器 …小さなタッパーでも良い。
- スプーン …慣れ親しんでいるものや、ケースに入ったもの。
- エプロン・着替え …食べこぼしが多いので、着替えもあると◎
- お手ふき・お口ふき …赤ちゃんの手や口を拭いたり、テーブルや床などにも。
- 持ち帰り用のビニール …離乳食ででたゴミを持ち帰る袋。
- お湯を入れた水筒 …フリーズドライの離乳食の場合は持参すると安心。
- チェアベルト …赤ちゃんが自身で座れるように、チェアベルトがあると便利。
私は実家に帰った時に、手作りのお粥だけ持っていき、
あとはフリーズドライのあんかけと、瓶詰めのおかずを3つほど購入しました。
メニュー的にはなにも問題なかったのですが、
食べさせるときのアイテムが無さ過ぎて、少々困りました…。
(荷物を持っていくのが嫌だったので減らしたのが失敗でした)
そこで、私が購入してとても便利だった、
外出先で離乳食を食べさせるためのグッズをいくつかご紹介します♪
キャリアフリー チェアベルト
レストランなどに外出した時に、こども用のイスが無いことや、
赤ちゃんにあったイスじゃないときがあります。
ただ座るだけの高さのあるイスは、ストッパーもないことが多く、
赤ちゃんにとって危険であり、ゆっくり食事することもできません。
そんなときはこの「チェアベルト」が便利!
ほとんどの椅子につけることができるので、
外出先のイスでも、赤ちゃんにぴったりのイスにすることができます。
前に倒れないようにもなっているので、安全面でも安心ですね♪
リッチェル にぎにぎスプーン・フォーク
外出先は通常の大人が使うスプーンが基本です。
赤ちゃんの口にぶつかると痛く、ケガすることもあるので、
シリコンや木製のやわらかいものがおすすめですよ♪
こちらのスプーンとフォークは口に運びやすい角度になっており、
可愛いミッフィーの柄のケースがついてきます。
食洗器で洗うことも可能なのも嬉しい点ですね♪
ケースに入っているものだと、持ち運びやすくて、
外出先でも大活躍すること間違いなしですよ!
お食事ポーチエプロン
食べこぼしの多い赤ちゃん。
せっかく外出先で、おしゃれな服が汚れたら大変です!
そんなときは「食事用のエプロン」をひとつ持っていきましょう。
エプロンはひとつあると外出先での食事でとっても便利です!
上記の商品のように、食べこぼしをキャッチするポケットがチャックになっていると、
汚れてしまってもカバンを汚すことなく、食事後も持ち運ぶことができますし、
スプーンなどのカトラリーを入れるポーチとしても使うことができますよ♪
他にも、使い捨てのエプロンも作りが薄めにできているので、
1~3枚ほどカバンに入れておいて、外出時に持ち運ぶのも◎
外出先でも離乳食を楽しもう♪
初めての外出先での離乳食は、なんだか不安でいっぱいですが、
手作りのものとベビーフードを組み合わせたりすることで、
楽に離乳食を進めることができますよ!
最近では、離乳食メニューやベビーフードを売っているドラッグストアや、
コンビニも増えてきているので、急に必要になった時も安心です。
持ち運び方法などに注意したり、外出先での離乳食を工夫しながら、
家族でのおでかけを思いっきり楽しんでくださいね♪
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