赤ちゃんのせきや鼻水だけでも病院を受診する?風邪の予防方法や受診の目安

未だ終息の見えないコロナウイルスをはじめ、
乾燥する冬に流行するインフルエンザや風邪など、
今まで以上に赤ちゃんのせきや鼻水に過敏になってしまうかもしれません。

でも赤ちゃんがせきや鼻水などの症状だけだった場合に、
病院を受診しようか迷うこともあるのではないでしょうか?
今ですと病院を受診するのも怖いという方も多く、
おうちでケアできる症状なのであれば、ゆっくり看病したいですよね。

そこで今回は赤ちゃんのせきや鼻水について、
気になる予防方法や改めて受診の目安や予防について確認してみましょう!

目次

せきや鼻水はからだの防御反応のひとつ

そもそもなぜせきや鼻水が起こるのでしょうか?

「せきや鼻水」は、からだの防御反応のひとつで、
ウイルスなどの病原体を体の外に出すために起こる症状です。

せきや鼻水の多くは、風邪などの急性の呼吸器感染症が原因で起こります。
特に季節の変わり目は体調をくずしやすく、
せきや鼻水が出る赤ちゃんが増える傾向
にあります。

ただ今年はコロナウイルスの影響などもあり、
日本全体に感染症対策が徹底されたこともあり、
春から夏にかけて流行する感染症の患者数は減少しました!

毎年今頃であればすでに流行しているインフルエンザも、
最近はテレビのニュースなどでもあまり名前を聞かないですよね。

コロナウイルスも気になるところですが、
インフルエンザは赤ちゃんがかかると重症化のリスクが高いため、
引き続き注意していくようにしましょう

まずは症状を観察して判断する

せきや鼻水がでていても、熱など他の症状がなく、
赤ちゃんの機嫌が良いのであれば、おうちで様子を見ていても◎

最近であれば新型コロナウイルスの不安が頭をよぎるかもしれませんが、
家族の内で赤ちゃんが感染するケースはまれで、
その多くは風邪などの他の感染症の可能性があります。

風邪の始まりの症状であるせきや鼻水は、
一方で気温や温度の変化での一時的な症状である場合もあります。

せきの観察ポイント

  • せき・呼吸音(ひゅーひゅー、ぜーぜー、コンコンなど)
  • せき以外の症状(発熱、嘔吐、鼻水など)
  • 突然のせきか、呼吸が苦しそうか
  • 直前に何かを食べたり、おもちゃをくわえていたか

突然のせきや呼吸が苦しそうだったりする場合、誤嚥の可能性もあります。
また、食後の突然のせきはアレルギー反応も考えられます。

鼻水の観察ポイント

  • 呼吸は苦しそうか
  • いつから出ているか
  • 鼻水の色、粘り気
  • 鼻水や鼻づまり以外の症状(発熱・せき)

赤ちゃんは鼻の通り道が狭く、鼻が詰まりやすい状態にあります。

また鼻で呼吸するため、鼻が詰まっているとうまく母乳やミルクが飲めなかったり、
眠れなくてぐずったり機嫌が悪くなる
することもあります。

こんなときにはすぐに受診しよう

もしせきや鼻水があって、眠れなかったり呼吸が苦しそうな時、
またいつもと違う様子が見られる場合
には、すぐに病院を受診するようにしましょう。

診察時間内に受診

  • 水分や食事はとれているがせきが多い
  • 横になって眠れているが咳が多い
  • せきが長引いている
  • 鼻水、鼻詰まりが何日も治まらない
  • 鼻水がドロドロしている
  • 黄色や緑色っぽい
  • 母乳やミルクの飲みが悪い、食欲がない
  • 眠れない

時間外でも受診

  • 呼吸が苦しそうで顔色が悪い
  • 近くにいてぜいぜいと聞こえる
  • 肩で苦しそうに呼吸をしている
  • 鼻の穴がピクピクしている
  • せきこんで嘔吐してしまってご飯が食べれない
  • せきこんで眠れない
  • 聞いたことのない音の
  • せきをしている
  • 息を吸うと鎖骨の上や肋骨の下がくぼむ
  • 鼻が詰まって苦しそうに呼吸している

せきや鼻水の症状があった場合のホームケア

室内の湿度は50~60%が最適

こまめに部屋の換気をします。
エアコンを使う場合には、部屋の加湿も忘れないようにしましょう。

湿度は50~60%がベストです。
加湿器がないときは、濡れタオルを部屋に干したり、
洗濯物を部屋干しする
などしましょう。

呼吸が楽になるように、上体を起こす

せきで苦しそうな時や鼻水が良く出るときは、
上体を起こすことで気道が通りやすくなります。

背中側に枕やクッションなどをいれて寝かせたり
縦抱きにしたりすると呼吸が楽になりますよ。

その際寝返りできるようになった赤ちゃんは、
口が塞がれないように注意するようにしましょう。

こまめに鼻吸いをする

鼻水がのどに流れてせきが出ることもあるので、
鼻水は鼻吸い器でこまめに吸うようにしましょう。

積極的に鼻吸いしてもOKですが、激しく嫌がるときは無理させずに、
難しいときには病院で吸ってもらう
のも◎

固まった鼻水はそのままだとなかなか取りづらく、
赤ちゃんの鼻の中を傷つける可能性もあります。

鼻の中を温かい蒸気で湿らせると取れやすくなるので、
蒸しタオルを鼻にあてたり(その際口は塞がないでくださいね!)、
入浴後のケアがおすすめですよ♪

鼻吸い器がないときはティッシュなどで優しくぬぐったり、
仕上げに鼻の下をワセリンなどで保湿
します。

水分補給は少量をこまめに、食事はのどごしのいいものを

せきが多いときは、湯冷ましやお茶をスプーンなどで少しずつあげて、
のどを湿らすようにします。

食事はやわらかくてのどごしがいいおかゆやうどん、
温かいスープ
などを中心にあげましょう。

避けたほうが良いもの

  • 柑橘類
  • 冷たいもの
  • パサパサしたもの
  • 消化の悪いもの

主な呼吸器系の感染症

この時期に流行する呼吸器系の感染症は、
せきや鼻水、発熱などとどれも症状がよく似ています。

またインフルエンザ以外の呼吸器系の感染症は、
抗ウイルス薬はない
ので、せきや鼻水などのホームケアをしながら、
十分な水分や栄養を補給して、おうちでゆっくり過ごす
ようにしましょう。


カゼ症候群

鼻腔から咽頭までの上気道に、急性の炎症が起こった状態。
季節を問わずに一年中なります。

症状鼻水、鼻づまり、のどの痛み、発熱など
頭痛やだるさから不機嫌になったり、元気がなくなる
治療原因の9割はウイルスで、基本的に抗菌薬は必要ない。
ほとんどは自然に治癒する。
インフルエンザ

冬に流行する代表的な呼吸器系の感染症。

症状は新型コロナウイルスとよく似ていますが、
乳児の重症化リスクはインフルエンザの方が高いです。

生後6ヶ月から摂取可能な予防接種があります。

症状突然の発熱、熱痙攣を起こしやすい
頭痛、関節痛、筋肉痛など全身症状、不機嫌になる
のどの痛み、せき、鼻水(腹痛や嘔吐が起こることも)
治療自然治癒することがほとんど。
タミフルやその他のインフルエンザ治療薬もあるが、
心配な時はお医者さんに相談。
RSウイルス感染症

9月頃から冬に向けてピークを迎えるRSウイルス。

1歳までに半数以上、2歳までにはほぼ100%のこどもが、
一度はかかると言われているのがこちらのウイルス。

家族から感染することが多い感染症です。

症状発熱、鼻水、せきの症状が数日続く。
呼吸が苦しい場合には重症化している可能性も。
生後間もない赤ちゃんが急に唇が紫になったり、
顔が青ざめるとき
はすぐに受診を!
治療特効薬はなく、ほとんどが自然に良くなる。
水分や食事がとれないときは入院して点滴や酸素吸入を行うことも。

予防するために大切なポイント

ウイルスの感染症は、かかってからできることはあまりありません。
大人を中心にしっかりと予防するようにしましょう。


手洗い・消毒をする

帰宅したら、すぐに石けんで手洗いするようにしましょう。

今であれば、玄関にアルコール消毒液を置いておくと、
帰宅後にすぐに消毒することができるのでおすすめですよ♪

帰宅後や食事の前後、トイレの後など、
手洗いや消毒のタイミングを決めてルーティングすると◎

赤ちゃんは手を洗わせるのは難しいので、
気になる場合には、おしりふきなどでサッとぬぐうと良いですよ。

インフルエンザの予防接種を受ける

インフルエンザにかかるリスクを減らすためにも、
家族みんなでインフルエンザの予防接種を受けるようにしましょう。

インフルエンザは大人よりもこどもの方が重症化しやすく、
予防接種を受けることで合併症の予防効果も期待できます。

まだ摂取していない場合はすぐに受けるようにしましょう!

室内を加湿して、適温に保つ

インフルエンザのウイルスは、乾燥と低温を好みます。
エアコンで適度に部屋を温めて加湿器をつけたり、
濡れタオルを部屋に干したり
して適度に加湿するようにしましょう。

しっかりと感染症対策をして年末年始を迎えよう

赤ちゃんの場合、おもちゃなどを通して赤ちゃん同士で感染するよりも、
家族から感染するリスクの方が高いです。

予防にとマスクをつけてあげたくもなりますが、
2歳未満のこどもはマスクをつけると窒息の危険があります。

まずはママやパパが人混みを避けたり、
マスクをしっかりつけたりなど、基本的な感染症対策をするようにしてくださいね。

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