そろばん学習|始め時、メリット紹介します

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昔からある定番の習い事、『そろばん』。このそろばんが今、右脳を刺激すると注目されています。

でも、Excelや電卓を使えばいいんじゃない?「幼児にそろばんなんて難しそう」というイメージありませんか?私自身はそろばんを習っていなかったので、息子が習い始めるまでなんとなく敬遠していました。(私は数字が苦手。数学が大嫌いでした。)

しかし!そろばん学習は、計算が早くなること以外に、たくさんのメリットがあることが分かりました。

この記事では、そろばん学習の効果、何歳から始めるのが最適なのかを私の体験からご紹介します。

目次

息子がそろばん学習を始めたきっかけ|数字好きな子どもだったから

数学嫌いな私が、なぜ息子にそろばん学習をさせようと思ったのか。

それは、息子がなぜか数字が大好きだったからです。

  • 1歳時点で数字の絵本がお気に入り。(かずをかぞえよう 作/グザビエ・ドゥヌ)
  • 2歳時点で駐車場の数字を読み上げだす。全部読むまで保育園に行かない。
  • 3歳時点でお絵かき帳は謎の数字だらけ。(普通は車の絵とか描くんちゃんかいっ)
  • 4歳時点でお気に入りの図鑑は「かず・かたちの図鑑(小学館の子ども図鑑 プレNEO)(普通は恐竜図鑑に行くんちゃうんかいっ)

本当に私の子か不思議になるほどでした。5歳のとき、保育園の先生に「こんなに数字に執着するなんて大丈夫でしょうか?」と相談したくらいです。

そんなとき、たまたま図書館に貼ってあったそろばん教室の案内を目にしました。「そろばんなら、思う存分大好きな数字を書かせてあげられる!」と思って始めたのでした。

結果的に、このタイミングでそろばんを習わせて大正解でした。(今のところですが)

そろばん学習何歳からが効果的?|年長さんが最適

では、一般的には何歳からそろばん学習を始めるのが効果的なのでしょうか。実際には、そろばんを始める年齢は様々です。息子が通っている教室は3歳から中学生まで幅広い年齢の子どもがいます。早い子で3歳から。小学校中学年で始める子もいます。

うちの子は5歳で始めました。そろばん教室の先生が言うには最適な年齢だそうです。それはなぜか。

ママから離れて学習できる

息子が通う教室では、親が付き添うこともできます。しかし、検定試験のときは横には座れません。また、下の子がいる場合付きっきりというわけにもいきません。年長さん位ならママから離れて学習することが可能です。

そして、年長さんだと、ある程度「読める」数字が書けるようになっているのではないでしょうか。3歳くらいだと、まだ筆圧が弱いので、そろばんをはじきながら採点者が「読める」数字を書くのは難しそうです。

頭に入りやすい

保育園、幼稚園によるかもしれませんが、年長さんだとまだ足し算・引き算を習っていないはずです。小学校で筆算を習うと、そろばんではなく筆算を使って計算したくなってしまいます。

でも、まっさらな状態でそろばんから始めると、頭の中にそろばんの珠をイメージしやすいそうです。実際に息子を見ていると、「9+3は?」という問題を出すと、勝手に指が動いています。

そろばん学習のメリット

では、計算ができる以外のそろばん学習のメリットは何でしょうか?

コスパがいい

一般的にそろばん教室はリーズナブルなようです。幼児に人気の公文だと、1科目7,150円。2教科だと万超えます。そろばんは大体5,000円から10,000円程が相場のようです。息子が通うそろばん教室は1ヵ月4,000円。しかも1週間に何回行ってもOK!大体週2回程度通う子が多いそうです。息子の場合も週2~3回。夏休みなど暇なときは週4回通ったときもありました。1回あたりに換算するとなんと500円以下。

しかも、道具を何度も買い替える必要はありません。ユニフォームのように「サイズアウトしてもた!」なんてこともありません。

最初に「そろばん」は必要ですが、50年使用したおじいちゃんのお古をもらったので、初期投資は0でした。

集中力がつく

そろばんを始めてびっくりしたのが、その集中力!教室でお友達とおしゃべりでもしちゃうんじゃないかなと思ったら、その心配は無用でした。そろばんをはじいている間、頭の中で何かがフル回転しているらしく、すさまじい集中力でした。待っている間、親は長いのですが、息子自身は1時間があっという間のようです。

小学校に上がると、集中して座っていなければいけません。その練習にもなっているようです。

自信がつく

そろばんを始めて自己肯定感が増したようです。そろばんには、10級から10段まで試験があります。練習すれば練習する程上がっていきます。息子は学習を始めて半年ほどで10級に合格。そこから、2か月に1回昇級試験を受けています。級が上がると「頑張ったら、認めてもらえる」と自信がついたようです。

しかも、性格も変わってきました。そろばんを始めるまでは、おっとりとしていて何か勝負ごとで負けても悔しがることはありませんでした。しかし、負けず嫌いに変わってきたのです。同じ年ごろの子が自分より上の級だと悔しいらしく、〇〇ちゃんより頑張る!と取り組むようになりました。

履歴書に書ける

息子の場合、まだまだ先の話になりますが、検定で1級以上になると履歴書に書けるそうです。もちろん。履歴書に書くことが目的ではありませんが、最終的に資格として書けるようになるまでは続けたいと思います。

番外編 おばあちゃん・おじいちゃんからの受けがいい

こちらは完全に主観です。そろばん学習はおじいちゃん・おばあちゃん受けが良いように思います。習い事はそろばんというと、なぜかそれだけでおじいちゃん、おばあちゃんが褒めてくれます。

うちの場合、特にひいおばあちゃんが喜んで、ひ孫と珠をはじいています。ボケ防止にも一役買っているようです。

そろばん学習のデメリット

メリットだらけのようですが、そろばん学習にデメリットはあるのでしょうか。

他の習い事と両立しづらい

そろばんは週1回では上達しません。できれば、週2~3回通うほうがいいそうです。そろばん教室に行かない日でも1日10分でもいいから、そろばんに触れると効果的とか。

そうなると、他の習い事とは両立がしづらいです。うちの場合、毎日習い事はさせたくない(毎日連れていくのはしんどい、費用的に厳しい、お友達と遊ぶ時間も作ってあげたいという理由から)ので、スイミングや体操は諦めました。

下の子がいると辛い

幼児の場合、親が教室に送迎しなければいけません。小学校低学年でもいきなり1人では行けないですよね。お兄ちゃんが週に2~3回、そろばんに通うとなると当然弟も付き合わされます。下の子の宿命ですね笑。

眠いときも、お腹が空いているときも、容赦なく連れていかれます。大体児童館や図書館、買い物で時間をつぶすのですが。迎えに行くと「お願い!後1時間させて!」弟ぐずる・・・。ゆくゆくはお兄ちゃんが連れて行ってくれることを期待します。

小学校で算数を習いだすと混乱するかも?

まだ、小学校に入学していないので、分からないのですが、周りの話を聞くと、小学校で先生から教えてもらう計算方法より、そろばんの方が早いので、ついついそろばんでやって(頭の中の透明そろばん)しまうのだそうです。特に筆算で計算するより、暗算の方が早いので混乱してしまうとか。

そろばん学習の始め時、メリットまとめ

いかがでしたか。この記事ではそろばん学習の始め時とメリットを紹介しました。計算力、集中力、一生モノの力を身に着けられそうです。とはいえ、幼児の習い事は楽しんでやるのが一番。今のところ、喜々として通っているので続けてくれたらなと思います。

幼児の習い事で迷っている方。そろばんも候補の一つとしてみては、いかがでしょうか。

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