暖かくなって赤ちゃんと外出する機会が増えると、
赤ちゃんが日焼けしないか気になりますよね。
赤ちゃんの頃からそもそも日焼け止めが必要なの?と、
疑問に思っているママや、
塗り方や落とし方が気になるママも多いかもしれません。
そこで今回は「赤ちゃんの日焼け止め」について、
いつから必要なのかや正しい塗り方や落とし方などをご紹介します!
赤ちゃんに「日焼け止め」は必要なの?
赤ちゃんを連れてお出かけするようになったら、
直射日光が当たらないような対策を始めて、
日焼け止めを塗ってあげましょう!
新生児期や乳幼児期の赤ちゃんのお肌は、
大人が思っているよりもとってもデリケート!
赤ちゃんに直射日光があたると、
日差しが強い季節にはやけどや水膨れになることもあります。
また赤ちゃんの頃に紫外線を浴びすぎてしまうと、
紫外線のダメージが蓄積されて、
10年以上経ってからシワやシミ、免疫力の低下、
皮膚がんなどを引き起こす原因になるともされています。
特に夏は紫外線が強いので、
対策のスキンケアはとても大切になります。
月齢が低いほど赤ちゃんの肌は弱く、紫外線の影響を受けやすいため、
早いうちから日焼け対策をして、赤ちゃんの肌を守りましょう!
日焼け止めはいつから塗る?
日焼け止めは大人の物ではなく、「ベビー用」がおすすめ!
デリケートなお肌の月齢が低いうちから使うことができるので、
パッケージに書いてある使用月齢を確認してから購入すると◎
また購入するときにチェックしたいのが「SPF」や「PA」。
どちらも日焼け止めの強さを示すものですが、
赤ちゃんがつける場合は下記を目安にしてくださいね。
SPF | PA | |
---|---|---|
日常生活の場合 | 15~20 | ++ |
海などのレジャーの場合 | 20~40 | ++~+++ |
日焼け対策が大事といっても、
あまり早いうちからべったりと塗るのもよくありません。
生後3ヶ月頃までは長時間の外出を控えて、
ご紹介する対処法で紫外線から赤ちゃんの肌を守ってあげてくださいね。
簡単にできる紫外線対策方法
- 日差しの弱い時間帯に短時間で外出する
-
午前10時まで、または午後3時以降など、
日差しが弱い時間を狙って外出するようにしましょう。 - 帽子やおくるみでカバーする
-
風通しの良い長袖長ズボンをはかせてあげたり、
帽子をかぶせてあげたりするのも効果的です!おくるみを日よけ代わりに使うのもおすすめですよ♪
- 日陰を選んで行動する・日よけをつくる
-
ベビーカーや抱っこで移動するときは、
なるべく日陰を選んで移動するようにしましょう。ベビーカーにサンシェードやUVカットの薄い布などを装着して、
日よけをつくるのも効果的です!
チャイルドシートの横にもサンシェードをつけるのも◎
赤ちゃんに日焼け止めを正しく塗る・落とす方法
日焼け止めクリームやローションを塗るときは、
顔に塗る前にまずはからだに塗って赤く反応しないか、
パッチテストをするようにしましょう!
赤い反応なく、塗っても問題がなさそうであれば、
顔や肌に合った量を守って、正しく塗ってあげるようにしましょう。
以下からは赤ちゃんに日焼け止めを塗る方法と落とす方法をご紹介するので、
商品の取扱説明書に書いてある内容を読んで、
参考にしてくださいね。
日焼け止めを塗る方法
- 顔
-
クリームタイプであればパールの大きさ、
液状で広がるタイプは1円玉の大きさを手に取ります。顔・鼻の頭・頬・あごに少しずつ分けて乗せたら、
最後に顔全体に均等に広げていき、もう1回ほど重ねて塗ります。
耳・鼻・首は特に塗り忘れが多いので、注意してくださいね! - 腕・足など
-
腕に直接日焼け止めを塗って、
手首から肘の位置までくるくると回しながら塗っていきます。外側だけでなく、内側もしっかり塗りましょう!
手の甲も忘れずに塗ってくださいね。 - ポイント
-
動きまわって汗をかいたり、
こすれたりすると日焼け止めが落ちてしまうので、
2時間ごとに一度汗をふき取って、軽く塗り直してあげると◎
日焼け止めを落とす方法
日焼け止めを塗った時は、
その日の夜にお風呂できちんと落としてあげるようにしましょう。
塗った部分に石鹸をつけて洗ってあげます。
顔を洗う時は嫌がったりするかもしれませんが、
水で流すよりもしっかりと落とすことができます。
日焼け止めによっては落とし方も異なるので、
念のために使用上の注意を確認しておくと安心ですよ!
最近ではベビー用の日焼け止めは、
「水で落とせる」と記載されているものも多いので、
ささっと落としたい場合にはそちらを選ぶのもおすすめです。
赤ちゃんに日焼け止めを使う時の注意点
赤ちゃんの日焼け止めは、すべての赤ちゃんの肌に合うとは限りません。
パッチテストで赤く反応した場合には、
肌荒れしやすい体質だとわかっている場合には、
市販の日焼け止めを試す前に、かかりつけの皮膚科で相談するのもひとつの方法です。
また日焼け止めを塗るときは、
大人用の日焼け止めクリームを薄くぬればいい、ということではありません。
よくやりがちなことですが、大切なのは赤ちゃんの肌を守ることです。
ベビー用で肌への刺激が少ないものを選んでくださいね!
他には日焼け止めの誤飲にも注意するようにしましょう。
蓋が簡単に外れてしまうものもあるので、
手の届く範囲に届かずに、使ったら必ず片付けるようにしましょう!
日焼け止めを正しく塗って赤ちゃんの肌を守ろう
こどもの日焼けは健康の証と言われる時代もありましたが、
大人になってから様々なことを引き起こすことがあるので、
早めの内から対策してあげるのも大切なことです。
元気いっぱいに動きまわるこどもが日焼けをするのは仕方ないところもあるので、
まわりの大人が気をつけてあげるようにしてくださいね。
日焼けをして肌が赤くなってしまったときには、
水で濡らしたタオルをあててしっかりと冷やしてください。
日焼け対策をしっかりとして、
紫外線から赤ちゃんのきれいな肌を守ってあげてくださいね♪
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