何度言っても、返事がない。
声をかけると、
反発する。
お願いしても、
まったく動かない。
この文章は、
そんな場面で立ち止まったときに、
思い出してほしい話です。
目次
子どもが言うことを聞かない時、心が先に詰まっている
「どうして聞かないの?」
そう思った瞬間、
つい叱りたくなることがあります。
でも、
その前にひとつだけ、
思い出してほしいことがあります。
聞かないのではなく、「聞けない」ことがある
無視しているように見える。
反発しているように見える。
指示を拒否しているように見える。
でもその行動の奥で、
心が先に詰まっていることがあります。
聞かない=回復待ち
今は、
受け取る余裕がないだけかもしれません。
行動は、結果として表れているだけ
行動だけを見ると、
「反抗」「わがまま」に見えます。
でも、
行動は、いつも結果です。
その前に、必ず状態があります。
疲れ。
不安。
気持ちの詰まり。
それが解けないまま、
行動として出てきているだけです。
脳は、「安心」が先にないと動けない
人の脳は、
安心していないとき、
指示を処理しにくくなります。
これは、
大人も同じです。
焦っているとき、
責められているとき、
言葉が入ってこない。
子どもも、
まったく同じ状態です。
叱責は、回復を遠ざける
強く言えば、
一瞬は止まるかもしれません。
でもそれは、
安心したからではなく、
固まったからです。
叱責は、回復を早めません。
むしろ、
心をさらに詰まらせてしまうことがあります。
先に戻す、という選択
叱る前に、待つ。
動かす前に、落ち着かせる。
安心が戻れば、
行動はあとからついてきます。
先に戻すんだ。
そう思えるだけで、
対応は、ぐっと変わります。
次の記事では、
「いい子すぎる子」について考えていきます。
手がかからないように見えるその裏で、
何が起きているのか、という話です。
続きは、
また余裕のあるときに。

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