葉酸の効果や効能！妊娠前からとった方がいい理由

妊娠中に摂取することを推奨されるものに「葉酸」があります。
私も妊娠して初めて、葉酸というものを知りました！

葉酸はビタミンのひとつで様々な働きがあるので、
特に妊婦さんはしっかりと取りたい栄養素です。
しかし、私と同じように妊娠してから初めて知ったという方や、
どのような効果があるのか知らずに摂取している方も多いかと思います。

今回はそんな「葉酸」について、その効果や効能についてや、
妊娠前からとるべき理由などをご紹介します！

「葉酸」ってなに？

「葉酸」はビタミンB群の一種に分類され、
「ビタミンM」や「ビタミンB9」と呼ばれることもあります。
ほうれん草やレバー、アボカドや果物の苺などの食べ物に多く含まれています。

葉酸は水に溶けやすい「水溶性ビタミン」なので、
体内に溜めておくことができません。
体に使われなかった分の葉酸は、尿などから外に排出されるので、
1日あたりの摂取推奨量を毎日とることが大切です。

葉酸の種類

主に食品に含まれる天然葉酸は、食べ物の調理や加工、
体の消化の過程でその栄養分が失われやすい状態にあります。
そのため、食事で体内に取り込まれる葉酸の割合は、
最終的には50％ともいわれています。

そのため場合によっては、通常の食事だけでなく、
サプリメントなどの栄養補助食品からも葉酸をとることが大切になります。

葉酸はサプリメントなどで簡単に摂ることができますが、
実は様々な大切な働きがあります。

特に妊娠中はご紹介する効果や効能を得るために、
しっかり摂ることがおすすめですよ♪

たんぱく質の合成

葉酸はたんぱく質の合成を助けるという点で、とても重要な役割を果たします。

この合成がうまくいかないと、必要な成分が作られず、
不足することで肝機能障害を引き起こす恐れがあります。
妊婦さんの体調維持のためにも、葉酸を摂取すると◎

清浄な赤血球をつくる

葉酸は赤血球を作り出す働きを持っています。
赤血球は4ヶ月のサイクルで死滅するので、赤血球を作り出す葉酸が不足すると、
正常な赤血球をつくることができなくなってしまいます。

特に妊婦さんは貧血になりがちなので、葉酸を摂取することが大切です。

細胞の増殖を助ける

たんぱく質や細胞を作る時に設計図の役割をする、
「核酸」と呼ばれる細胞があります。
葉酸はこの核酸を合成するために、とても必要な栄養素でもあります。

特に胎児の細胞増殖が盛んな妊娠初期に葉酸が不足してしまうと、
胎児に影響ある障害を引き起こすリスクがあります。

「神経管閉鎖障害」とは、胎児のからだの神経のヒダがうまくつながらず、
神経がむき出しになってしまうことで、
背中から脊髄などが飛び出してしまう先天性の病気のことです。
（こうして書いてみると少し怖いですね）

赤ちゃんの脳やせき髄などの中枢神経系のもとが、
ママのお腹の中で作られるのは、妊娠4～6週のころといわれています。
神経管閉鎖障害の発症リスクは、世界の研究結果から、
妊娠前から十分な葉酸の量を摂取することで、大幅に減らせることがわかっています。

厚生労働省が推奨する妊娠初期の妊婦や妊娠を希望する女性は、
食事に加えてサプリメントなどの栄養補助食品から、
1日400μｇ（0.4㎎）の葉酸を摂ることをすすめられています。

普段の食事だけでは十分な量の葉酸を摂取することは、なかなか難しいものです。
料理をしていても、葉酸のことを意識することはあまりありませんよね。

サプリメントなどを賢く利用することで、
1日に必要な量を簡単に摂ることができます。
妊婦さんは貧血などの対策にもなり、赤ちゃんの成長を補助することもできます。

更に、神経管閉鎖障害のリスクも減らせることができるので、
葉酸をしっかり摂取すると、いいことがいっぱいありますよ♪

ただし、厚生労働省は1日の上限摂取量を決めているので、
くれぐれも良いからといって過剰に摂取することには注意しましょう。

私は職場の方から、妊娠する前から葉酸を摂ることが大事と言われ、
早めのうちから購入しておりました。

妊娠中は「毎日赤ちゃんが大きくなるために」と葉酸を摂っていましたが、
自分のからだも楽になった感じがあったので、
サプリメントを購入して摂取してよかったなと思っています！

また、どうしても葉酸のサプリメントなどは残りがちですが、
私は残った葉酸を、授乳中の今も摂るようにしています。

赤ちゃんが欲しいと思って妊活をしている人や、
もしかしたら妊娠しているかもという人は、
早めのうちから葉酸を摂取するといいかもしれまんね♪

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