失敗しそうになると、動けなくなる。
泣いて固まる。
「やらない」と言って、その場を避ける。
この文章は、
その姿を「甘え」や「逃げ」として見たくない日のために書いています。
失敗を極端に怖がる子|完璧主義の芽を折らずに守る
失敗を避ける。
挑戦しない。
うまくいかないと分かった瞬間に、
心が止まってしまう。
親としては、
「やってみればいいのに」
そう思いますよね。
でも、ここで見たいのは行動よりも、
失敗に結びついている感情です。
失敗が「恥」になる構造
このタイプの子どもは、
失敗を「できなかったこと」ではなく、
「見られてはいけないもの」と感じていることがあります。
失敗=恥。
そう結びついた瞬間、
挑戦はとても怖いものになります。
これは性格ではありません。
評価の経験から作られた、心の反応です。
評価は、怖さを作ることがある
褒められる。
比べられる。
期待される。
それ自体は悪いことではありません。
でも、結果だけが残ると、
「うまくやらなきゃ価値がない」
という回路ができやすくなります。
そうなると、
挑戦は「賭け」になってしまいます。
鍵になるのは「修復」
ここで大切なのは、
失敗させないことではありません。
失敗のあと、戻れる経験があるかどうか。
うまくいかなくても、
関係が続く。
評価が下がらない。
やり直せる。
この「修復」が積み重なると、
挑戦は少しずつ安全になります。
挑戦は、設計できる
無理に背中を押さなくていい。
失敗に慣れさせなくていい。
大切なのは、
「失敗しても戻れる場所がある」
という前提を作ることです。
挑戦は、
勇気ではなく、
安心の上に成り立ちます。
完璧主義の芽は、折らなくていい
丁寧さ。
真面目さ。
こだわり。
それらは、
その子の大切な資質でもあります。
折る必要はありません。
守りながら、進めばいい。
そう思えたら、
関わり方は自然に変わります。
失敗しても、終わらない。
ここから、また戻れる。
その感覚が、
次の一歩を支えます。
次の記事では、
「感情を出さない子」の心を見ていきます。
静かに見えるその内側で、
何が守られているのか。
そっとほどく話です。
続きは、
また余裕のあるときに。

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