マタニティの旅行はいつまでしても大丈夫？妊娠中の旅行の注意点

妊娠していて安定期に入ると身体が楽になり、
赤ちゃんが生まれる前に「旅行に行ってみたいな」と思ったりしますよね。

でも旅行には行きたいけれど不安もあって、
お腹の赤ちゃんに何かあったりしたらと考えたりもして、
悩んでいる方もいるのではないでしょうか？

そこで今回は「妊娠中の旅行」について、
旅行していいのはいつからいつまでなのかや、
旅行するときに気をつけたいポイントなどをまとめてみました！

妊娠中に旅行はしてはいけない？

私も妊娠中に旅行をしたいな、なんて言っていたら、
「お腹が大きいのに何かあったらどうするの！」と、
母親に言われたことがありました。

決して妊娠中に旅行をしてはいけないということはないのですが、
様々なリスクがあることをしっかりと考慮して、
対策して行くことが必要になります。

しかし旅行に行って環境が変わると、
思っていたよりも体も心も疲れてしまうこともあります。
ホルモンバランスの変化もあり、
体調が傾きやすい妊婦さんならなおさらです。

もし旅行に行きたい場合には、
妊娠中は体調が崩れやすいということを自覚しながら、
旅行場所やプランを選ぶようにしましょう！

また今であれば感染症の対策も忘れずに！

旅行はいつからいつまでできるの？

妊娠中に旅行をする時期としては、
胎盤が完成して比較的安定する、
妊娠中期（妊娠16～27週）がおすすめです！

妊娠初期ですとまだ胎盤が安定していませんし、
妊娠後期になるとお腹が大きくなって動きにくく、
無理をするとお腹が張りやすくなったりもします。

とはいえ妊娠中は何が起こるかわからないので、
安定期であっても、旅先で体調が急変したり破水したりと、
様々なリスクがあることを覚えてはおきましょう。

妊娠中に温泉旅行はOK？

妊婦さんが温泉に入っても特に問題はありません。

以前は妊娠中の温泉への入浴は、
温泉の効能などが影響するといわれていましたが、
医学的根拠はなく、見直されることになりました。

ただし妊娠中はのぼせやすかったり、
お腹が大きいと足元が不安定になることもあるので、
滑らないように気をつけるなど注意が必要です。

また温泉によっては、
「妊娠中は入らないでください」と注意書きがあるところもあるので、
妊婦さんが浸かってもいい温泉かどうか、
事前に宿泊先に確認しておくといいですよ♪

飛行機での旅行はOK？

飛行機搭乗中は、気圧の変化や酸素濃度、
温度の低下や揺れなど、通常とは異なる環境になります。

また長時間同じ姿勢でいなければいけなかったりするので、
妊婦さんにとっては辛いものだったりします。

妊娠中に飛行機に乗ってはいけないということはありませんが、
できるだけ妊娠中期の安定しているときがおすすめです。
事前にかかりつけのお医者さんに許可を得てから利用するようにしましょう。

航空会社によっては出産間際の登場には、
「医師の診断書を提出や医師同伴の必要」としているところもあります。
事前に航空会社に問い合わせをしておくと安心ですね。

妊娠中の旅行で注意したいこと

さまざまな条件が整って、
妊娠中に旅行にいけることになっても、油断は禁物です。

以下の項目に気をつけてゆっくり過ごすようにしましょう。

体調が万全じゃないときは取りやめる

事前に旅行を計画していたとしても、
直前に体調が悪くなった場合には、
旅行を取りやめるようにしましょう。

また出発前には必ず検温をして、
体調が万全であることを確認してから出かけてくださいね。

無理をしない

疲れや体調の異変を感じたら、すぐに休むようにしましょう。

また万が一のことも考えて、
道中の病院を下調べしておくことも大切です。

安定期でも無理に動くと赤ちゃんに危険が及ぶ可能性もあります。
また、妊娠していない時と同じように行動することは控えましょう。

体を冷やさない

体が冷えると妊婦さんはお腹が張りやすくなり、
体調が崩れることもあります。

寒いところに行くときはもちろん、
暑い地域でも室内の冷房に気をつけるようにしましょう。
旅先で海水浴やプールなどで遊ぶときも注意してくださいね！

重たい荷物を持たない

旅行ではつい荷物が多くなりがちですが、
妊婦さんが重い荷物を持つと疲れの原因になります。

同伴者に持ってもらうか、
キャリーバッグや宅急便などを利用するようにしましょう。

母子手帳・健康保険証を携帯

妊婦さんの旅行では、旅先や道中で何かあった時のために、
母子手帳や健康保険証を持って行っておきましょう。

現地の病院にかかるようなことになった場合に、
診察がスムーズに進みます。

またバッグにマタニティマークをつけておくとさらに安心ですよ♪

感染症対策をしっかりとする

妊婦さんは風邪などにかかっても、
なかなか薬などを飲むことができません。

コロナウイルスをはじめとして、
あらゆる感染症から身を守るために、
下記の基本的な感染症対策をしっかりと行うようにしましょう！

妊婦さんだけでなく、一緒に旅行をする家族や友人も、
同じように気をつけることが大切です。

旅行先で友人や親せきなどと会う予定がある場合には、
当日に連絡を取り合って、相手の体調がすぐれない時は、
合うのを控えるようにしましょう。

妊娠中の旅行は無理せず慎重に

妊娠中は体調が変わりやすいものです。
旅行することによってどんなことがあるのかを知って、
いろいろと対策をしっかりしてからお出かけするようにしましょう！

また旅行に行く場合にはくれぐれも無理をせず、
自分の体調を第一にしてくださいね♪