子どもが感謝できない日は、悪い日じゃない

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「ありがとう、言いなさい」

つい、言ってしまうことありませんか。

私もあります。

せっかく何かしてもらったのに、
無言だったり、
ぶっきらぼうだったり。

その瞬間、
少しモヤっとしますよね。

でもね。

感謝が出ない日は、
悪い日とは限らないんです。


目次

“ありがとう言いなさい”が苦しくなる理由

ありがとうは、本来やわらかい言葉です。

でも、義務になると、少しかたくなります。

「ちゃんと」
「今すぐ」
「ほら、早く」

その空気が混ざると、
言葉が重たくなります。

子どももきっと、感じています。

いま言わなきゃいけないんだ、って。

すると、心より先に、口だけが動くことがあります。

それって、少し苦しいですよね。

ありがとうは、本当は命令で出すものじゃない。

湧いてくるものなんだと思います。


疲れているとき、人は余裕がなくなる

大人でもそうですよね。

寝不足の日。

嫌なことがあった日。

忙しくて、いっぱいいっぱいの日。

そのとき、自然にありがとうが出ますか。

正直、出にくいですよね。

子どもも同じです。

学校で疲れているかもしれない。

友だちと何かあったかもしれない。

ただ眠いだけかもしれない。

余裕がないとき、人はまず自分を守ることに精一杯になります。

感謝は、そのあとなんです。


安心が先、感謝はあとから

落ち着くと、自然に出てくることがあります。

さっきは無言だったのに、
夜になってポツッと「ありがとう」って言うこともある。

あれは、余裕が戻った合図かもしれません。

だからね。

今出ないからといって、
育て方が間違っているわけじゃない。

今は、前の段階なのかもしれません。

まずは、安心。

空気がやわらぐこと。

急がないこと。

待つ勇気も、やさしさです。

ありがとうは、あとからちゃんとついてきます。

出ない日は、悪い日じゃない。

ただ、余裕が足りなかっただけです。


次回は、「『返しなさい』は本当に必要?」という話をします。

ありがとうを“義務”にしないために、できることを考えてみましょう。

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