つらい乾燥肌の治療薬で話題の「ヒルマイルド」ってどんな商品？おすすめの使い方をご紹介

冬になると気になる乾燥肌。
特に赤ちゃんは大人よりもお肌が乾燥しがちです。

そんな中、ヒルマイルドという乾燥治療薬が発売されました！
King & Princeの永瀬廉さんが出ているテレビのCMを、
最近になって目にしたという方もいるのではないでしょうか？

今回はそんなつらい乾燥肌の治療薬である「ヒルマイルド」について、
どんな効果があるのかやおすすめの使い方などをご紹介します！

乾燥肌の方が待ちに待った商品が発売！

赤ちゃんの乾燥肌で病院を受診すると処方される薬、
「ヒルドイドソフト軟膏」またそのジェネリックである、
「ビーソフテンクリーム」や「ヘパリン類似物質クリーム」、
というお薬をご存じの方も多いのではないでしょうか？

ひーたんも湿疹がでたときに処方されたことがあり、
柔らかい白いクリームが肌をしっかり保湿してくれるので、
あっという間に症状が落ち着きました。

ヒルドイドソフト軟膏は、乾燥肌の保湿や血行促進、
抗炎症作用など働きがある薬です。

その効果から赤ちゃんだけでなく、家族で使いたいということで、
医療費がかからない赤ちゃんに受診させて、
大量に処方してもらうという行為が問題になったこともありました。

基本的には病院からの処方箋がないと薬局ではお薬を渡すことができませんが、
健栄製薬株式会社からヒルドイドに似た商品である、
「ヒルマイルド」が2020年9月2日に発売されました！

「ヒルマイルド」ってどんな商品？

ヒルマイルドはヘパリン類似物質を0.3％含んでいる乾燥肌治療薬で、
無添加・無着色で、ステロイドも無配合。

ヘパリン類似物質が入ったヒルドイドソフト軟膏などの薬を、
「手軽に手に入れられるようにしてほしい」という声から生まれた商品です！

ヒルマイルドはクリームとローションの2種類の商品があります。

クリームタイプは少しテクスチャが重くべたっとしていますが伸びも良いので、
部分的にしっかり塗るときにおすすめです。

またローションタイプはクリームと比べるとさらっとしているので、
薄く塗り広げたいのであればこちらがおすすめです。

乾燥肌だけだと思っていたので、筋肉痛や関節痛に効くなんてびっくりですね！
1つ購入してお家に置いておくと、急な乾燥肌や手足のひびやあかぎれなど、
家族みんなでいつでも使えて安心ですね。

実は容器もとてもヒルドイドソフト軟膏に似ています。

値段はいくらくらい？

ヒルマイルドは現在2種類販売されており、
全国の薬局やドラッグストアで購入することができます！

商品名	内容量	希望小売価格
ヒルマイルドクリーム	60g	1550円
ヒルマイルドローション	60g	1550円

値段は薬局で処方される先発・後発医薬品と比べると、
実はやや高めだったりします。

処方してもらう量にもよりますが、ヒルマイルドと同じ60gであれば、
1000円以内で処方してもらうことが可能です。

とはいえ、忙しくて病院になかなか通うことができない方も多いと思います。
そんなときにドラッグストアへ行ってぱっと購入できるのは嬉しい点ですね！

ヒルマイルドのおすすめの使い方

洗顔・入浴後

ヒルマイルドは基本的には肌の保湿剤として使いますが、
乾燥しがちなお風呂上りや洗顔した後、手足や顔に塗ることで効果を期待できます。

敏感肌のために作られているので、こどもでも安心して使用することができ、
全身にも使用することができるのは嬉しいですね♪

しかし目など粘膜の部分は避けて使用するようにしましょう。

水仕事での手荒れに

水仕事を毎日していると、気づかないうちに手荒れしていて、
悪化するとひび割れを繰り返したりと中々治らないですよね。

そんな時ヒルマイルドを水仕事の後に塗って、
綿の手袋をしてそのまま寝ると効果的です！

手袋したまま寝るのが気になって難しいという方は、
数分手袋した後に、手袋をはずして手に残っているクリームを、
全身に優しくなじませるのも◎

ひじ・ひざ・かかとケアに

手荒れと同じように、ひび割れがちな部分のケアにも活躍します！
ラップで包んで数分間ケアパックした後に、
肌に残ったものをなじませます。

保湿・角化症・ひびなどに効果的なヒルマイルドは、
しっかりと保湿しながら、ひじ・ひざ・かかとをケアしてくれますよ！

肌ケアに

コロナウイルスの影響でマスクをつけることが増え、
肌荒れが増えた、という方も多いのではないでしょうか？

他にも花粉症や寒暖差などでの肌の変化が気になっているという方は、
夜のスキンケアの最後や化粧水の後に塗ることで、
肌を保湿・ケアして健やかな肌に導いてくれます。

赤ちゃんの保湿に

ヒルマイルドは赤ちゃんのデリケートな肌にも使うことができます！

おむつ替えのときや入浴後の肌の保湿に優しく塗ったり、
離乳食前の口周りの汚れ防止にも使うことができます。

もしかぶれがひどい場合は使用を控えて、
お医者さんに相談してくださいね。

塗り方のポイント

ヒルマイルドはクリームとローションタイプがありますが、
それぞれ塗り心地や保湿力が違います。

どれも保湿剤を強く塗り込んでしまうと刺激になることもあるので、
指先や手のひらを使って優しく塗るようにしましょう。
皮膚のしわにしっかりと塗り込むとより効果的です。

特に肌が柔らかくなって保湿剤が肌に浸透しやすい入浴後や、
朝起きたとき、水仕事の後、寝る前などこまめに塗るのがおすすめです。

塗る量としても大量に取らずにとも広範囲に広げることができるので、
チューブタイプなら大人の人差し指の先から第一関節ほど、
ローションタイプは1円玉大が使用料の目安とされています。

ヒルマイルドで気軽に保湿ケアしよう

私からすると、「ついに販売したんだ！」と驚きがあるヒルマイルド。
処方箋がなくても買える保湿薬で、さらには全国どこでも販売しているので、
忙しく時間がなくても手軽に購入できるのは嬉しいですね！

副作用はほとんどありませんが、
使用方法を間違えると悪化する可能性もあるので、
出血している部分や肌荒れが治らずひどい場合には塗らずに、
病院を受診するようにしましょう。

この冬赤ちゃんの乾燥がひどいと感じたときには、
ぜひヒルマイルドを購入してみてくださいね♪