「分かってほしい」が、すれ違いを深くする日

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「分かってほしい」

この気持ちは、とてもまっすぐです。

わがままではありません。

むしろ、ちゃんと向き合いたいから出てくる言葉です。

見てほしい。

理解してほしい。

気づいてほしい。

そこには、ちゃんと愛があります。

でも、ときどき。

その「分かってほしい」が、
すれ違いを深くしてしまう日があります。

今日は、その話です。


目次

分かってほしいは、本当は愛

誰かに分かってもらえると、安心します。

「そうなんだね」と言ってもらえるだけで、
心は少し軽くなります。

だから、分かってほしいと願うのは自然です。

それは甘えではありません。

つながりたい気持ちです。

家庭でも。

恋人でも。

職場でも。

「分かってほしい」は、関係を深める力を持っています。

本来は、とてもやさしい願いです。


いつから要求になるのか

でも、少しだけ形が変わる瞬間があります。

「なんで分かってくれないの?」

「何度言えば分かるの?」

ここで、空気が少し変わります。

分かってほしい、が。

分からせたい、に変わる瞬間です。

目的が、共有から“動かすこと”に変わります。

すると、会話は固くなります。

相手は、防御します。

言い訳をします。

黙ります。

そして、すれ違いが深くなります。

誰かが悪いわけではありません。

ただ、願いの向きが少し変わっただけです。

安心より、正しさが前に出ただけです。


理解と勝ち負けの違い

理解は、相手の中を見ることです。

勝ち負けは、相手を動かすことです。

理解は、時間がかかります。

でも、安心が残ります。

勝ち負けは、すぐ決まります。

でも、どこかに傷が残ります。

分かってほしい、は本当は理解を求めています。

でも、焦ると勝ち負けに変わります。

そこに、疲れが生まれます。

そして、やさしさが重たくなります。

ほんの少しだけ、立ち止まるだけでいい。

分からせるより、聞いてみる。

押し込むより、待ってみる。

理解は、押し込まなくても育ちます。

今日は、説明をひとつ減らしてみる。

それだけで、空気は少しやわらぎます。

次回は、「正しいのに、なぜか関係が良くならない理由」を見ていきます。

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