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実は思い通りに叶っているという仮説

ここまで読んでくれた人にだけ、
ひとつ少し危険な仮説を置きます。

それは、

「あなたの人生は、実はかなりの精度で“思い通りに叶っている”

という仮説です。

もちろん、反発が出るのは承知しています。
だからこれは断定ではなく、仮説として読んでください。

受け取れなければ、ここで閉じて大丈夫です。


目次

「叶っていない」と感じるとき、人はどこを見ているか

多くの人が「叶っていない」と感じるとき、
見ているのは、だいたいここです。

  • 欲しかった“結果”
  • 理想通りの“形”
  • 想定していた“タイミング”

つまり、ゴールだけを見ています。

でも、人生はゴールだけで構成されていません。

あなたが日常で何を選び、
何を避け、
何に安心し、
何に怯えたか。

その積み重ねの結果として、今があります。

ここで仮説を置きます。

あなたは、
「欲しい未来」ではなく、
「安心できる未来」を、ほぼ毎回選んでいる。

そしてその選択は、かなり忠実に叶っている。


人は「願い」より「避けたいもの」を優先する

これは心理的にごく自然な構造です。

人は、

  • 成功したい
  • 幸せになりたい
  • 認められたい

と願いながら、同時にこうも思っています。

  • 失敗したくない
  • 拒否されたくない
  • 恥をかきたくない

この2つが並んだとき、
脳が優先するのは、ほぼ確実に後者です。

なぜなら、
成功しなくても死なないけど、
排除されると死ぬ設計で人類は生きてきたから。

だから、あなたはこういう未来を引き寄せやすい。

  • 大失敗しない代わりに、大成功もしない
  • 嫌われない代わりに、深く愛されない
  • 安心だけど、少し物足りない

これを「叶っていない」と感じるか、
「安全が叶っている」と見るかで、
世界の見え方は変わります。


嫌な予想が当たる理由は「準備が完璧だから」

シリーズ冒頭の話に戻ります。

嫌な予想は、なぜ当たるのか。

それは、あなたが

  • その未来を想定し
  • その未来に備え
  • その未来に合う行動を取り
  • その未来を見逃さずに回収する

という完璧な準備をしているからです。

一方で、良い予想はどうでしょう。

想像しても、
どこかで疑い、
備えず、
起きても「偶然」として流す。

これでは、
当たっても当たったことにならない

だから仮説としては、こうなります。

あなたは、叶えたい未来ではなく、
「叶ってほしいと思っていない未来」を、
一番真剣に引き寄せている。


それでも「自分は不幸だ」と感じる理由

ここで、強い違和感が出る人もいるはずです。

「じゃあ、私がこの状況を選んだってこと?」

この問いは、
自分を責める方向に使うと危険です。

だから、こう言い換えてください。

「私は、生き延びるために、最善を尽くしてきた」

それが結果として、
少し窮屈で、
少し物足りなくて、
でも壊れない人生になった。

それを「失敗」と呼ぶかどうかは、
今のあなたが決めていい。

少なくとも、
あなたの人生は無秩序ではない

かなり一貫したルールで、
ちゃんと叶っている。


もしこの仮説が正しいなら、次に起きること

もし、ここまでの仮説が少しでも当てはまるなら。

次に必要なのは、
「もっと願う」ことでも、
「ポジティブになる」ことでもありません。

何を避けるために、今の現実を維持しているのか
これを見ることです。

それは、
傷つかないためかもしれない。
孤独にならないためかもしれない。
失望しないためかもしれない。

どれも、間違いではありません。

ただ、その安全装置を理解しないまま、
「思い通りに叶えたい」と願うと、
心の中でずっと綱引きが起きます。

それが、苦しさの正体です。


ここでシリーズは一区切りです

このシリーズでは、
答えも、解決策も、提示しませんでした。

それは意図的です。

なぜなら、
ここで「こうすれば叶う」と言った瞬間、
あなたはまた正解探しを始めてしまうから。

今日持ち帰ってほしいのは、
たったひとつの感覚だけです。

「もしかしたら、私はずっと、かなり上手くやってきたのかもしれない」

その感覚が残らなければ、
ここで離れて大丈夫。

もし残ったなら。
答えは、別の場所で、別のシリーズで、
ふとした瞬間に見つかるかもしれません。

ここまで読んでくれて、ありがとうございました。

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