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嫌な予感だけが当たると感じる理由

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嫌な事は予想が当たるのに、良い予想はなぜ当たらないのか

嫌な事は、なぜか当たる。
むしろ、予想した通りに起きる。
それなのに、良い予想だけは、なかなか当たらない。

そんなふうに感じたことはありませんか。

期待すると外れる。
嫌な予感をすると的中する。
「どうせこうなる」と思った通りに、現実が進んでいく。

この感覚は、とても不快です。
理不尽で、損をしているようで、
自分だけが運に見放されているようにも感じます。


「悪い予想だけ当たる」という感覚

多くの人は、この現象をこう解釈します。

  • 自分はネガティブだからだ
  • 運が悪い人間なんだ
  • 考えすぎているだけだ

そして、前向きになろうとします。
考え方を変えようとします。
良いイメージを持とうと努力します。

けれど、不思議なことに、
それでも「嫌な予想」は当たり続けます。

むしろ、前向きになろうとするほど、
外れたときの落差が大きくなり、
余計につらくなることもあります。

ここで、ひとつ大切な前提があります。

この現象は、あなたの性格の欠陥ではありません。


嫌な予想が当たるのは「自然なこと」

人は、生き延びるために進化してきました。

その過程で、脳は「安全」を最優先に設計されています。

危険を予測する。
失敗を避ける。
最悪を想定して、備える。

これは悲観ではなく、
防衛機能です。

つまり、嫌な予想が浮かぶこと自体が、
あなたの脳がきちんと働いている証拠でもあります。

問題は、ここからです。

人は、予想した「方向」に、
無意識の行動や判断を合わせていきます。

避けようとする。
警戒する。
無難な選択をする。

その結果、
予想していた通りの現実に近づいていくのです。


良い予想が当たらない理由

では、なぜ良い予想は当たらないのでしょうか。

良い予想には、共通点があります。

  • 期待が強くなる
  • 結果に執着しやすい
  • 外れたときのダメージが大きい

期待が強いと、
現実との差に敏感になります。

少し違うだけで、
「失敗」「外れた」と感じやすくなる。

結果として、
良い出来事が起きていても、
それを「当たった」と認識しづらくなるのです。

一方で、嫌な予想はどうでしょう。

少しでも悪い要素が現れると、
「やっぱり」と強く記憶されます。

この差が、
「嫌な事だけ当たる」という感覚を生みます。


それでも「理不尽」に感じる理由

ここまで読んで、
「理屈は分かるけど、納得はできない」
そう感じたかもしれません。

その感覚は、とても自然です。

なぜなら、
この問題は「考え方」の話ではなく、
感じ方の問題だからです。

理屈で整理しても、
感情が追いつかないことは、よくあります。

だからこそ、ここで無理に結論を出す必要はありません。

このシリーズでは、
「前向きになろう」とも、
「考え方を変えよう」とも言いません。

ただ、
この感覚がどこから来て、
どういう構造で起きているのかを、
少しずつ見ていきます。


もしここまで読んで、
「なんとなく分かるけど、まだ腑に落ちない」
そう感じたなら、それで大丈夫です。

ここから先を読むかどうかは、
あなたが決めてください。

この違和感を、もう少しだけ見てみたい人だけが、
次に進めば十分です。

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