1Passwordのすすめ:iCloudからの移行方法も徹底解説!

パスワード管理アプリ「1Password」を導入してストレスなく作業に没頭しましょう。Macを使い、キーチェーンからデータをエクスポートして1Passwordにインポートする手順をご紹介します。

パスワード管理の重要性

スマートフォンを使用する上で避けて通れないのが「パスワード」ですね。IDとパスワードをセットで入力して本人確認ができないとサービスが利用できません。でも、本人じゃなくても通過できてしまうシステムであるがゆえに少々手間がかかります。例えば・・・

  • えーと、このサービスのパスワードはなんだっけなぁ・・・(時間のロス)
  • メモ帳などからコピペ(セキュリティ上不安)
  • すべてのサービスでパスワードはこれ一つ!(これは絶対ダメです)

などと、パスワード管理はとても大変で、利用するサービスもどんどん増え続けて、「そろそろ管理ツールを導入したいな」と思っていても有料だったり、設定とか覚えるの面倒くさそうとかで、なかなか踏み出せない人も多いと思います。

指紋認証、顔認証など生体を使って簡単に済む技術も出てきていますが、不安定要素も多かったり、全てのサービスに適用することも難しく、結局、根幹では「IDとパスワード」に頼らざるをえない状況です。

さらにネットビジネスを始めようとするとこれまで以上に利用するサービスは増え、パスワード管理はかなり重要となります。これから積み上げていく資産は「IDとパスワード」の上に構築されていきます。これらの厳重管理は当然として、強固なパスワードを使ってしっかり守っていくことが大切です。

ネットビジネスを始めるタイミング(今)が、管理ツールを導入する絶好のタイミングだと思います。

パスワード管理ソフトの導入をおすすめする理由

では、パスワード管理ソフトを使えば安全度が上がるかといえばNOです。

パスワードそのものの強固さももちろんですが、単純に複数あるパスワード全てを1つのアプリで管理しているわけです。当然そのアプリ自体が乗っ取られたり、自分がアプリにログインできなかた場合、全てのサービスにINする権限を失います。

ですが注意するべきはそれだけで以下のようなメリットもたくさん生まれます。

  • 強固な長めで複雑なパスワードを設定できる
  • 自動入力により、思い出したり長い文字を入力したりする時間の短縮
  • 他のサービスとの同じパスワードを設定していると警告してくれる
  • デバイスに搭載された指紋認証などを全サービスに適用できる

結局のところ絶対安全な方法は無いですし、今後絶対安全なシステムが出現することもほぼないでしょう。でもパスワードの呪縛は避けられません。上記メリットを考慮して、私は管理ソフトの導入を選びました。

私が導入したのは「1Password」というアプリです。記憶するのは「マスターパスワード」と呼ばれる1つのパスワードだけです。

Appleは無料で「iCloudキーチェーン」を提供してくれているのでiOS端末やMacをお使いなら管理システムは既に導入済みかと思います。これも非常に堅牢で使い勝手も非常に良いのですが、iCloudキーチェーンではカバーしきないWindowsやAndroid環境にも1Passwordなら対応できるので、ビジネス利用を想定するなら必須だと思います。

iCloudキーチェーンを提供しているApple自身でさえ全従業員に「1Password」を使わせているという事実もあるらしいです。

よりスピーディに作業に入れて、より安全に作業に没頭できる点からも、パスワード管理ソフトを導入しましょう。

1Passwordを使ってみよう:iCloudからの移行手順

使用するツールはいくつか候補があるのですが、Apple社員が愛用の「1Password」を使ってみましょう。

余談ですが私の導入の経緯を少しお話しすると、私のパソコンはMacでして、その上にWindows環境を仮想化ソフト「Parallels Desktop for Mac 」で利用しています。このソフトに「1年間おまけ」という形で1Passwordがついてくるキャンペーンが不定期でやってまして、それをきっかけに導入しました(厳密に言うと1Passwordが欲しくてParallels Desktopをおまけ的にバージョンアップ購入しました 笑)。

使い方はとても簡単でパスワード自動入力手順はiCloudキーチェーン全く同じです。今回は1PasswordにiCloudキーチェーンからデータをインポートする手順をご紹介します。この手順は非常に情報が少ない(Appleがセキュリティーに非常に厳しくそもそもエクスポートをサポートしない)のでシェアしたいと思います。

iCloudキーチェーンからデータをエクスポート

1Password導入直後は当然ですがパスワードは何も登録されていません。なのでお使いのMacの「キーチェーンアクセス」というアプリからパスワードデータをCSV形式のファイルとして書き出す必要があります。それを1Passwordにインポートするとこれまでのパスワードを1Passwordから自動入力できるようになります。

まず準備として次のリストを確認してください。

  • お使いのMacとiPhoneのパスワードデータが同期していないとすべてのデータが拾えないので、Macの「システム環境設定」のiCloud項目中の「キーチェーン」のチェックをオンにしておく必要があります。
  • お使いのMacの標準ブラウザ「Safari」のバージョンが11か12である必要があります。
Safariのバージョン確認方法

手順1.Macからパスワードデータをエクスポート

  1. まずはエクスポートツールをダウンロードします。

    こちらhttps://discussions.agilebits.com/discussion/30286/mrcs-convert-to-1password-utility/p1の記事中の

    「Download the mrc-converter-suite zip archive.」

    のリンクから入って「mrc-converter-suite-2019-02-22-1030.zip」というファイルをMacのデスクトップ等(お好きな場所)に展開(解凍)してください。

  2. Macのシステム環境設定の「セキュリティとプライバシー」の確認

    アップルメニューからシステム環境設定を選び、「セキュリティとプライバシー」を選択。そして横に並んでいるタブから「プライバシー」を選びます。さらに縦に並んでいる項目から「アクセシビリィティ」を選択して右の窓に「Safari.app」と「スクリプトエディタ.app」を加えてチェックマークを入れます。

  3. MacのSafariを起動して環境設定の「パスワード」のタブを確認

    MacのSafariを起動して環境設定の「パスワード」のタブを開いて「□選択したWebサイトのパスワードを表示」にチェックマークを入れます。

    チェックを入れたらこのウインドウはSafariで最前面にしておくことが重要です。

    チェックを入れたらこのウィンドウは閉じずに次の手順に進んでください
  4. 先ほど解凍しておいたフォルダの中のアップルスクリプトファイル(拡張子:applescript)を開きます。

    MacのSafariのバージョンを確認して

    バージョン11なら「Get_Safari11_Passwords.applescript」を、

    バージョン12なら「Get_Safari12_Passwords.applescript」を開きます。

  5. アップルスクリプトを実行

    再生ボタン(下図参照)をクリックします。自動的にエクスポートファイルが作られていきます。

    数分から数十分待ちましょう(パスワードが多いほど時間がかかります。)

    うまく開始されない場合は、Safariで最前面においたウインドウをもう一度アクティブにしなおして、再生ボタンを押してみてください。

    下図のウィンドウが現れたら完了ですデスクトップに「pm_export.csv」という名前のファイルができていれば成功です。

手順2.完成したcsvファイルを使ってパスワードデータをインポート

出来上がったファイルをインポートする手順です。アカウントを作成済みでログインできる状態からのご説明になります。

  1. インポートするためにhttps://my.1password.comにアクセス

    ブラウザから簡単にインポートすることができます。

    まずは普段利用するブラウザでhttps://my.1password.comにアクセスしてマスターパスワードを入力してログインします。

  2. インポートのページへ飛びます

    ログインしたら右上のアカウント名をクリックしてログインをクリックします。

  3. その他をクリックします。

  4. 保管庫を選びCSVファイルドラッグします。

  5. 下図の表示が出たら完了です

以上でインポートが完了です。うまくいかないときはコメント欄から質問してください。CSVファイルは公式にも記してあったようにインポートが終わったらすぐに削除してください。暗号化もされてない平文なので置いておくこと自体危険です。せっかく暗号化管理しているのに意味がなくなってしまいます。

以上です、これでビジネスに没頭できますね!お疲れ様でした。