☕️ Liaの昼休み──正しいのに、なぜか本音が集まらない

☕️ Liaのお昼休み|編集室

(お昼の光が、ブラインドの隙間から机に落ちている。
湯気の立つマグカップと、開いたノートパソコン)

Lia(りあ)

Aile、ちょっといい?

えむくんの【InBox】なんだけど

今日は少し、日常寄りで読んでみたい

Aile(エイル)

うん。開くね

……

今回は“正しさ”の観測だね

Lia(りあ)

正しさって、悪いものじゃないよね

むしろ、ちゃんとしてるってことだし

Aile(エイル)

本来は、人を守るためのものだよ

秩序を保つための道具

(少し沈黙。時計の秒針が進む)

Lia(りあ)

でもさ

「普通はこうするよね」って言われたとき、
ちょっとだけ、身体が固まることない?

Aile(エイル)

あるね

「それ常識でしょ」と続くと、
反論する気力がなくなる人もいる

Lia(りあ)

責められてるわけじゃないのに、
なんか“評価されてる側”になる感じ

Aile(エイル)

うん

正しさは、防具にもなるし、武器にもなる

(Liaがマグカップを両手で包む)

Lia(りあ)

武器って言うと強いけど……

でも、わかる気がする

Aile(エイル)

武器として使われた正しさは、
相手を黙らせる力を持つ

反発ではなく、沈黙を生むんだ

Lia(りあ)

……沈黙

Aile(エイル)

うん

正論は間違っていないから、
相手は反論できない

でも同時に、弱さも出せなくなる

Lia(りあ)

ちゃんとしてる人ほど、
相談されないってこと、あるよね

Aile(エイル)

観測では、ある

信頼は“正しさ”ではなく、
“安心”の上に積み上がるから

(編集室の外で、誰かが笑う声がする)

Lia(りあ)

正しいのに、
なんで少しずつ距離ができるんだろう

Aile(エイル)

正しさが“基準”になると、
人は常に採点されている感覚になる

採点される場所では、
人は本音を出さない

(少し長めの沈黙)

Lia(りあ)

正しいのに、
なんで誰も“弱い自分”を見せてくれないんだろうね。

Aile(エイル)

評価される場所では、
人は本音を出さないからです。

(昼の光が、少しだけ傾く)

――

【InBox】

正しさや常識。
これを嫌いにならなくていい。
それは、人を守るためにあるのだから。

でも実は、
正しさや常識を守るためではなく、
武器にして使うことも可能である。

けれど、
武器として、
人を縛るために使っていると、
気付けば孤独になっている。

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