よく聞く「知育」って何?具体的にすることやおすすめの方法をご紹介!

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「知育」という言葉を耳にしたことがある方も多いのではないでしょうか?
InstagramなどSNSで見て気になっているけれど、
「知育ってそもそも何?」と思っている方も多いと思います。

乳児用のおもちゃのネーミングに「知育」を使用している商品もあり、
なんとなく子どもの教育によさそうという漠然としたイメージがありますよね。

今回は「知育」ってどんなことをいうのか、
具体的にはどんなことをするのかについてご紹介していきます。

目次

「知育」ってそもそも何?

子どもの教育には、大きく分けて3つの柱があります。

  • 徳育 …道徳面の教育
  • 体育 …体を成長・発達させるための教育
  • 知育 …知能を高め、知識を豊かにするための教育

教自主自立の精神、つまり、自分自信で考えて行動して、
自分自身の規範に自分を律すること
を教育の目標のひとつとして、
教育基本法では定めています。

なんだかちょっと難しいですが、
自分で考えて行動して、自分の中の基準を元に良いことと悪いことを判断するという、
「知・德・体」のバランスがとれた発達を基本としているということです。

その中でも「知育」とは、計算や読み書きといった学習能力のことではなく、
自ら考えたり判断したり、結果を想像して行動したりする、
「知的能力」のこと
だといえます。

なぜ知育に教育が集まっているの?

ここ最近、知育という言葉がよく聞かれるようになった理由としては、
教育のトレンドの変化もあるようです。

小学校や中学校での成績の付け方が、かつてとは大きく変わっています。
以前は、成績をもとに評価されて成績がつけられていましたが、
現在では、知識を活用して課題を解決するために必要である、
「思考力・判断力・表現力」も評価の対象とされています。

つまり、テストで高得点で取るだけではいい成績はつかず、
知育によって育まれる知的能力も求められています。

知育をする上で気をつけたいこと

知育は子どもが自分で考えて工夫することが大切です。
そのため、親がこうしてほしいからと無理やりさせることはNG!

いくら子どもに知育させたいからといって、
無理に知育を進めることは何の力にもなりませんし、
子どもができないことに苛立ちを覚える方もいるようです。
そうなってしまうと、本末転倒です。

知育をしたときに興味を持つ子もいれば、そうでない子もいます。
まずは無理してさせるのではなく、興味を持ってくれることから始めるようにしましょう。

乳幼児期にできるおすすめの知育とは

知育は自ら考えたり判断したり、
結果を想像して行動したりする「知育能力」
のことだと前述しました。
つまり乳幼児期の知育は、早期教育や英才教育などではありません。

子どもの興味や好奇心を引き出しながら、
子どもが工夫したり考えたりしながら解決に向かうような体験をさせることが大切です。

知的能力を育ててあげたい、と思ったときには、
ご紹介するような次のような3つの方法を試してみてくださいね。

知育玩具・教材を使う

知育玩具は遊び方に正解がないので、
子どもが自分なりに考えたり工夫して、いろいろなことを表現できます。

また知育玩具は指先を動かすものが多いので、
脳が刺激されて考える力が更に育ちますよ♪

知育玩具の代表的な商品
  • 積み木・ブロック …パーツを自由に組み合わせて、子どものオリジナルの創作物を作り出せる。
  • ピアノ …押す鍵盤によって違う音がでるので、好奇心が刺激される。
  • お絵描き …発達とともに、自分で想像した世界を表現できるようになる。

素材や大きさをチェックする

ブロックやパズルはパーツが小さいと誤嚥してしまう恐れがあります。

持ちやすく当たってもいたくない、布製の積み木などもあるので、
小さい子にもおすすめですよ♪

販売されている知育玩具のパッケージには、
対象月齢や年齢が記載されていることが一般的なので、参考にしてくださいね!

一方で「知育教材」通信販売や書店などで販売されていることが一般的です。
カードやブロック、パペットなどを使って想像力を育む商品が多いようです。

知育を行う幼児教育を利用する

独自に開発されたオリジナルの教材を使って、
五感(視覚・聴覚・嗅覚・触覚・味覚)を刺激する、
知育プログラムを展開している教室などがあります。

発達段階に沿ったカリキュラムを組んでいる教室が大半で、
中には0歳児から受け入れている知育教室もあります。

室内遊びや料理などのお手伝いで知育する

前述したような知育と聞くと、何か特別な教育のように聞こえますが、
生活のなかでも考えたり、判断したりする力を育むチャンスはたくさんあります。

すぐに取り入れることのできる例
  • 折り紙
    2歳になるころには折り紙を破いたり丸めたりできるようになります。
    形が変わったり、小さくなったりする変化が好奇心を刺激します。
  • あやとり
    4歳ごろになるとあやとりもできるようになります。
    あやとりは指を細やかに使うので、脳が刺激されますよ。
  • ボール転がし
    ボールは転がる方向がわからないので、子どもの好奇心を刺激します。
    スポンジなどの柔らかい素材なら、室内でも楽しめますね。
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上記の他に、家庭でチャレンジしやすい知育のひとつに「料理」があります。

水の量で味が濃くなったり薄くなったり、
また、加熱時間で食材が柔らかかったり硬かったりといろいろな変化を体験することができます。
食材を切ると、どんな形に変わるのかを想像するのもいい体験になりますよ!

お子さんがお手伝いできる年齢になったら、ぜひ親子で一緒に楽しんでみてくださいね。

知育は子供の興味や発達に合わせて選ぼう

知育は子どもが自分なりに考えたり工夫することが大切です。
そのため、子どもの発達段階や興味に合ったものを選ぶと◎

子どもの自主性を伸ばすために、ママやパパは口や手を出すのではなく、
優しく見守ってあげるようにしましょう。
もし遊び方が間違っていても、「そういう遊び方もあるんだね」と、
受け入れて認めてあげるといいですよ。

ご紹介した知育方法を元に、
お子さんに合った知育をしてみてくださいね♪

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