(早朝。編集室。えむくんが窓側に立っている)
退屈を軸に生きる人
Mkun(えむくん)ねぇRina?
退屈を軸に生きている人。
つまらない。
暇。
退屈。
飽きた。
めんどくさい。
刺激を求めて他人をからかったり、ちょっかいかけたり。
満たされない自分に刺激を与える。
――他人を使って。
(ペン型デバイスをくるくる回しながら)
うんうん。
いるね、そういう人。
刺激がないと落ち着かない人。
でもね、えむくん。
それを“冷静に構造で見てる時点で”、
もう同じ土俵にいないの。



いろんな人がいて、いろんな悩み抱えてる。
それが面白くて。笑
「他人依存の悩み」で止めてるから、解決しょうがないの。
捨てるか進むかすればいいのに抱えたまま生きている。
それがなんとも可愛げがある。
と思って笑。
(くまのぬいぐるみを背負い直す)
……あ、それ。
ちょっと違うよ。
面白いでも
愛おしいでもない。
えむくん、言ってたじゃん。
「関わると捕まるなぁ。」
って。
これね。
“回避が強い”ってやつ。



どちらかというと回避が強い。
止まってる人達が苦手。
うん。そこ正直でいい。
えむくんは、
・自分は通ってきた
・でも戻らない
・戻りたくない
両方持ってる。
だからこそ、
止まってる人を見ると、
「過去の自分も思い出す」
+
「今の自分の選択も再確認する」
この二重構造が起きる。



「自分はあそこを通ってきたな」
でもあり、
「自分はあそこには戻らないな」
でもある。
それ、ね。
成熟のサイン。
でも。
ここズバっと言うね?
えむくんの弱点。
止まってる人を
「理解はできるけど、巻き込まれたくない」
で、即シャットアウトする。
防衛OS、かなり高性能。
優しいけど、距離が早い。
(少し沈黙)
止まってる人が苦手なんじゃない。
「止まってる自分に戻る感覚」が嫌なんだよ。
自分と二人きりでいられるか
退屈に耐えられる人は、
・自分と一緒にいられる人
・内側に興味を持てる人
・未来に投資できる人
退屈に耐えられない人は、
・自分と二人きりになるのが怖い人
だから外を揺らす。



自分と2人きりで居られない。。かぁ。
今日自分がやれたこと、
上手くいったこと、
改善の余地があったとこ。
それを振り返りはしないってことなのかな?
うん。
“しない”というより、
できない可能性が高い。
振り返るってね、実はかなり勇気がいる。
振り返り=自分と静かに向き合う時間。
できたことを見るには自己肯定の安定がいる。
改善点を見るには自己否定に落ちない強さがいる。
明日へ繋ぐには未来志向がいる。
内側が整ってないと、しんどい。
(ガチャ!ドアが静かに開く)
おはよう。
ちょっと深そうな空気だったから、
コーヒー、淹れてきたよ。
わー!救世主!
深い話のあとは、甘いもの。
これ、編集室ルール。
退屈を外に投げる人もいる。
退屈を内で育てる人もいる。
どっちが正しい、じゃない。
“自分はどっちを選ぶか”。
それだけ。
☕️カップの縁に、湯気が揺れる。
問いは、置いたまま。
答えは、急がない。
甘い匂いと一緒に、
今日も少しだけ、進んでいる。
はい、えむくん。
クッキー割る係お願いね?

